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119.あと何回の夏だ?これで何回目の夏だ?

夏の記事を書いて、思い出した曲があります。

ボーカロイドに詳しくなくても、ぜひ一度観てみてください。
とてもステキな夏の思い出が詰まったMVです。

さて、タイトルの言葉はこの『あの夏のいつかは』という曲の歌詞の一部です。

あと何回の夏だ? これで何回目の夏だ?

夏。次は何回目でしょう。
そしてこれから、あと何回の夏を知ることができるのでしょう。

シンプルですが、心に残る言葉。

僕たちは、いい曲だな、と感じるとき、歌詞に惹かれているのでしょうか。メロディに、音に、声に、何に惹かれていいなと感じているのでしょうか。

今回は、歌詞がすごいよかったので取り上げました。
こんな思い出の残し方もあるのか、と思うような映像も去ることながら、なかなかに考えさせられる歌詞です。

届けなくちゃ意味ないよ 思ってるだけじゃ出来ないよ
歩かなくちゃたどり着けないよ 悩んでる暇なんてないよ
僕らきっと思い出す 思い出すたびに胸が熱くなる
そんな今日が幕を開ける 飛び込むんだ さぁ いっせーのせで

何か挑戦を背中押しするような、そんな言葉が並びます。

見てみなくちゃわかんないよ 知らなくちゃ無いのと同じだよ
いつ来るかわからない「いつか」なら今から迎えに行こう そして
僕らきっと思い出す 思い出すたびに前を向ける
失敗なんて怖くないよ 怖いのは何も残せないことだ

「怖いのは何も残せないことだ」
この歌詞にははっとさせられました。
何を怖がっているのだろう、と。行動することの何に恐れているのだろう。

真っ直ぐに動いているように思えて、どこかでそんな気持ちが蠢いていて。
でも確かに、最も恐れるべきは何も残せないこと、なのかもしれません。

何を描いた。何処に立った。誰を思った。昨日だった?
何が好きで、何処を目指して、誰に会いたい?今日の僕は

誰を思った昨日だった?
誰に会いたいと思った今日だった?

今日という日は今日限り。

そんな意味が込められていそうな歌詞でした。

ボーカロイドをあまり知らない方も、ぜひいろんな曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

名曲、たくさんありますよ。

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