172.名探偵コナン100巻発売記念の想い
人生で、常に共にありました。
国民的推理漫画『名探偵コナン』。
生きてきて今まで多くの人に出会ってきましたが、その中で僕のことをコナン好きと知らない人はいないほど、僕のプロフィールの一部と化している存在です。
記念すべき100巻が10月18日発売ということで、これは想いを綴らないと、と思って書きました。
さて、名探偵コナンのジャンルをご存知でしょうか。
「ミステリー」だと思っている人が多いかもしれません。
違うんですね、これが。
作者の青山剛昌さんは、こう答えています。
「殺人ラブコメ」。
なんだそのジャンルは。
名探偵コナンと共に生きてきた
物心ついたときから、コナンが好きでした。
自分の最古の記憶の頃から触れていたような気がします。
僕と出会ってきた人で、僕がコナン好きであることを知らない人はいません。
小学生の頃から、「なにそれコナンの真似?」といじられてきました。
ちょうどアニメの放送と、よくテレビを見ていた小学生時代がハマっていたのでしょう。
初期からアニメを観て、中学生ぐらいから単行本集めよう、に代わってお小遣いをブックオフの安くなったコナンの単行本に充てていたことを覚えています。
1994年の1月から連載が開始されました。
僕が1歳8ヶ月の頃です。
中学三年生の頃には同じく中学三年生の新一が事件に遭遇していて、同い年なら僕にも解けるはずだと次の単行本発売までめちゃくちゃ考えていた時期もありました。
この事件のときです。
ファンの人気も高い名事件でした。
名事件の話をしたらキリがないので、割愛します。
大型客船とか、船系の事件はだいたい名事件です。
何がそんなに好きなの?
何が好きなのかと訊かれることもしばしばあります。
何が好きなんでしょう?
他にも、 蘭派?灰原派?とか、映画で一番は?とかも、めちゃくちゃ訊かれます。
どれもなかなか答えに詰まるのが本音なんですよね。
大正義メインヒロインは蘭だし、灰原は名シーンが多すぎる。
映画は初期の頃(7作目『迷宮の十字路』)まではやっぱり面白いし、なぜ面白いと言われているのかまで説明できるほどです。
どの映画も見所はありますけど。
伏線の回収もコナンの見所で、僕も面白いと思っているポイントの一つです。
新出先生のときと、ベルモットの新出先生のときと、そんなところに違いがあるなんてとか、「Move it, Angel!(どいてエンジェル!)」の言葉に秘められた想いとか、灰原のお母さんのメッセージとか、今だったら赤井一家とのつながりとか。
広げた風呂敷を一つ一つ閉じて、また広げて、を繰り返して謎が減らないコナンですが、これだけ続いているからこそ回収されたときの衝撃も大きい。
今の子どもたちは、赤井秀一がフェイクで死んだ瞬間のシーンとか知らないんだろうなあ、と思うと初めから追っかけてきてよかったと思うのです。
さて、何がそんなに好きなのかという問いに答えがなかったのでまあ全部というか創り手だと思っているというか、意味不明な回答しかできなさそうなので答えは探さないでおきます。
何が面白いの?という問いには三日三晩お付き合いいただければ、たんとお話できますので。
終わらない。
またコナン熱上がったときに書くと思います。
僕という人間を語る上で、外せないもの。
そういうものが存在していること自体、ありがたいことですね。
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