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86.エモい、という共通世界

エモーショナル。

好きな感性の言葉です。
エモーショナルは感情的なさまという意味ですが、
エモいという言葉は、「郷愁」や「感傷的」といった言葉が近いかもしれません。

今日もなんでもない話。
最近、大事にしている感性のお話。

エモーショナルは共通している?

どこか懐かしさを感じる、という感覚は共通しているのでは?と思っています。

過去は人それぞれなのに、同じものを見て、同じような思いになるのです。

田舎出身であっても、東京出身であっても、こういった画像を見るとどこか郷愁を覚えるのではないでしょうか。
(僕はめっちゃ好きです。)

景色だけでなく、シチュエーション、空気の匂い、音楽いろいろありますよね。

夜中にちょっとイケてる曲をイヤホンで聴きながら、まるで世界に自分しか存在していないかのような気分で調子に乗って散歩していたり。
エモいという画像を調べ漁って、夏の夕方、生産性のない感傷に浸ってみたり。

こうして共通した「エモい」という表現があるのは、嬉しいとか悲しいとか、そういった感情と同じようなものじゃないかと思っています。

不思議ですよね。
どうやって人間共通として脳にプログラミングされているんでしょう。

結局、人の数だけ「エモさ」がある

感情と同じようなものであれば、まあ個人差はもちろんあるわけで。

エモいと懐かしいも似ているのであれば、懐かしさは人それぞれで。

もっとも、感情に法則を見立てようなんてほうが不可能なんですけどね。

小説で、それを実現できたら面白いかもしれないなぁ。
エモい、という感性を、文章や物語から生み出せたら、面白そうです。

本を書くときに大事にしていることは、
「結局人の数だけ感想がある」
ということです。

人生で大事にしていることは、
「結局人の数だけ夢がある」
ということです。
職業=夢じゃないですからね。

人それぞれでもその中にある、共通の世界。

同じモノを見ているのでしょうか。
同じモノを思い浮かべているのでしょうか。

エモーショナル。

研究のしがいがありそうです。

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