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176.メタバースから考えるVRの世界

「Facebook」が「Meta」と社名を変更してしばらく経ちます。

その衝撃的なニュースから、仮想空間メタバースの認知度も非常に上がったのではないかと思います。

てか、メタバースってなに?
VRの世界ってなにができるの?

という思いもあるので、ちょっと調べてみました。

VRの世界の行き着く先は、アニメの『SAO』や映画の『マトリックスシリーズ』、『レディ・プレイヤー1』のような世界だと思っています。

さて、本当にそんな未来は訪れるのでしょうか?

メタバースという仮想空間について

メタバースとはどんな世界のことなのでしょうか。
CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が、80分近くに渡る動画で説明されています。

まず挙げられているのは、まるで直接会っているかのように会議ができるというところです。
今のZoomMTGといった画面を見るのではなく、本当に会って話しているかのような臨場感がある会議ツール「Horizon Workrooms」です。

アバターと呼ばれる自分の分身が代わりとなって動き、目の前にあるかのように資料を共有し、ディスカッションができるという会議体です。
どこまで臨場感があるかは体験しないとわからないかもしれませんが、これはZoomが広がった近年のさらに先をいく働き方なのかもしれません。

バーチャルオフィスと呼ばれるVR上でアバターとして出社するような世界も展開されています。
いよいよ、本当に出社しなくても同等の仕事を行える時代が来るのかもしれませんね。

他にもメタバースでは、ゲーム、バーチャルライブ、ツアーなどVRで物理的距離がなくなったからこそできる様々な試みが為されています。

ゲームの世界が最も早く進みそうな気がする

個人的には、ゲームの行き着く先はフルダイブ式で感覚をすべて没入したVRの世界だと思っています。

頭にヘッドギアをかぶって、意識が落ちるように別の世界にいっている。
視覚も聴覚も、嗅覚も触覚もリアルで、その世界で冒険をしたり、出会いがあったり、いろんな出来事が起こります。
現実世界じゃできないような戦闘や身体の動きができたり、時には空を飛べたりと、もはや何でもありの世界ですね。

ゲームはそういった世界に近づいていくまでの進化だと思っています。

もうすでに、世界中のオンラインの人たちと実際に戦うことはできます。
任天堂でいうと数年前からスマブラもマリオカートも世界中のプレイヤーと戦えるようになっているのです。
ゲームボーイが出た頃を思うと想像もしなかったプレイスタイルになってきていると思います。

MMOの時点で似たようなことはできるのでしょうが、ゲームの世界はまだまだ広がっていくことが考えられます。

可能性があるのか、ないのか。
その議論があちこちで巻き起こる時点で、メタバースの影響力は計り知れません。

いずれにせよ、夢があって楽しみな世界ですね。

これからのVRという世界

さて、これからVRを本当に実現しようと思うと、最も難関な壁は嗅覚、触覚の部分じゃないかと思います。

触った感覚をVRの世界で再現するにはどんな機能、どんな技術が必要になってくるのでしょう。
皆目検討もつきませんが、一応開発、発表されているグローブ型VRデバイスは存在するようです。

こういう機器を身につけての体験になりそうですね。

感覚を没入させるというのが、また世間や人体、倫理などいろんな問題にぶち当たりそうですが、一番の乗り越える部分になっていきそうだと予想しています。

VRの世界が完成したら、人間は地球に居続けるのでしょうか。
宇宙を目指さずとも、宇宙のような無限の空間を創り続けられるとしたら、人は創作物と技術の結晶の中で生きながらえるのでしょうか。

そんな思いを馳せていると、つい大学の頃に観たとあるアニメ映画が頭をよぎります。

世界は無限かもしれないけれど。

どう生きるかは、その人次第。

ということで。

世界の発展を見届けるまで生きてみたいものです。

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