あの日、あの時、そして今
「大学の時にもっとはると仲良くなっておけばよかった〜」
君はそう呟いた
うん、私もそう思う
もっとたくさん話をしておけばよかった
もっと関わっておけばよかった
君だけじゃなくて、もっと色々な人たちと
よくも悪くも色々知っておけばよかったなって思った
あの頃の私はまっすぐだった
いい意味でもちょっと困った意味でも
人と関わりたい もっと仲良くなりたい
そんな気持ちを持ちながらも
傷つきたくない 失敗したくない 怒られたくない
そう思って、いつも「いい子」でいた
自分で勝手に距離を測って
大丈夫な範囲でしか行動してこなかった
いつもいつも守っていたのは
「自分の保身」だったなぁって今思う
大学を卒業してから何年も経つ
もうあの頃の人たちで出会うこともそうそうない
そんな中今回友人に会えたのだけど、
実はきちんと話すのはこの日が初めて
あの時の距離感はなんだったんだろうって思うくらい
たくさんたくさん話をした 久しぶりなんて感じないくらいに
それはきっと、私自身が「壁」を作ってないから
友人に会えたこと、話ができたことを
心の底から楽しむことができたからだと思う
あの頃にはできなかったけど、今はできた
これが一緒にいた時からできていたらなっていう気持ちは
やっぱりあったけど、この日を楽しむことができたのは
この何年かの自分が変わったからだと思う
傷ついた経験もあったけど、そうされてもやっぱり
人と関わっていきたいっていう気持ちの方が強かったから
変わりたいって思えるようになったから
だから、仲良くなっておけばよかったって思ってもらえる
自分になることができていてよかった
「今のはる、いい感じ」
ありがと、まだまだこれからも
成長できたらいいな 今日はありがとう
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