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アルバート氏の人生

鑑賞時の感想ツイートはこちら。

2011年のアイルランド映画。元々は1982年にオフ・ブロードウェイで上演された舞台作品 "The Singular Life Of Albert Nobbs"。舞台で主人公「アルバート」を演じた女優グレン・クローズが役柄に惚れ込み、構想30年、自ら主演/共同脚本/プロデューサーを務めて悲願の映画化。

物語は19世紀のアイルランド。女性であることを隠し、一人で生計を立てるために男性として生きざるを得なかった主人公の苦悩や悲哀を描いた切ないヒューマン・ドラマ作品です。原題 "Albert Nobbs"。

出演は、主人公「アルバート・ノッブス」に『ガープの世界』、『危険な情事』、『101』のグレン・クローズ。共演に、ジャネット・マクティア、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ、『TENET』のアーロン・テイラー=ジョンソン、ほか。

監督は、『彼女を見ればわかること』、『愛する人』のロドリゴ・ガルシア。

今回はサクッと……

不定期更新のマイペースながらも地道に続いている、この映画 note。時折読みにいらしてくださったり、「スキ」してくださるみなさま、ありがとうございます。

さてさて、今年1月、2022年最初の記事にて宣言した通り、

2022年からは、もう少しサクッと短めにライトに。「読み物」というよりは「記録」として残すスタイルで行きたいと思います。

という訳で、これからは Twitter の引用をペタッと貼ってオワリ!の回もあるかもしれませんし、特に「ううう! これだけは言いたいッ♡」ということがあれば、何か付け加えて書くかもしれません。

(2022年1月20日『ゴッドファーザー』より)

「 Twitter の引用をペタッと貼ってオワリ!」スタイルを実践する時が来たようです。

――というのも、(映画化に構想30年をかけた大女優グレン・クローズ様には誠に申し訳ないのですが……)本作については、わたしの心に刺さるものがあまりなかった印象なんですよね~。

特に何か感想を挙げるとしたら、次の2つかな。

1.グレン・クローズの演技が良い!

どうしても映画化したかった役柄「アルバート・ノッブス」を演じるグレン・クローズ(左)

・・・

グレン・クローズとえいば、わたしくらいの世代には『危険な情事』(1987年)で彼女が演じた、病みキャラクター「アレックス」が最も印象的ですよね。

『危険な情事』より。妻子ある男性と不倫の末、ストーカーと化す役柄。

例の “ウサギ” のくだりなんて、もう恐ろしくて恐ろしくて……ひたすら震え上がりましたよ。涙

・・・

グレン・クローズの演技力に関しては、あの作品だけで既に「すごい女優さんだなぁ」と思っていましたけれども、数十年のキャリアを経て、彼女にとって思い入れの強い本作では、その実力が存分に発揮されていると思います。

グレン・クローズの静かな演技が良かった。自らの身の上話を語るシーンで、途中から顔つきが "ぱぁぁ" っと輝きだすあたりとか、さすが。

(鑑賞時の感想ツイートより)

2.ペイジ氏がイケメン!

ヒューバート・ペイジ氏(ジャネット・マクティア)

身寄りが無く、一人で収入を得て生きてゆくため、そして自分の身を守るため、女性であることを隠し「男性」として生きてきた主人公アルバート。ひたすら目立たぬよう、他人との関りを避けてきた彼(彼女)に大きな変化をもたらすのが、ジャネット・マクティア演じるペイジ氏との出会い。

この方も舞台で活躍されてきた女優さんなのですが、スラリと背が高く、いかにも男性らしい身のこなしが宝塚の男役スターのよう。とっても素敵なイケメンなのです♩

・・・

本作についてわたしが書きたいのはこれくらいでしょうか。

あれっ?
「 Twitter の引用をペタッと貼ってオワリ!」という形にはなりませんでしたね。笑

ではでは、今回はこのへんで。
また次回、お会いいたしましょう♩


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もり はるひ
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