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007 ロシアより愛をこめて
鑑賞時の感想ツイートはこちら。
007『ロシアより愛をこめて』を観た。コネリーが若い! 濃ゆい! この頃の彼よりも、歳を重ねて渋味が加わってからの方が好みだわぁ。スペクターNo.1の膝の上で、なでなでされている猫が、かなりの美人(ハンサム?)さん! http://t.co/ZJAQDGUs4a
— もりはるひ (@haruhi_mori) June 23, 2013
1963年のイギリス/アメリカ映画。スパイアクション作品『007』シリーズの『ドクター・ノオ』に続く第2作目です。主演は初代ボンド、ショーン・コネリー。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21595233/picture_pc_2c37f7c8039a87a4221816668e86174c.jpg?width=800)
若くて濃ゆ~いコネリー。この頃、30代前半。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21596166/picture_pc_257504fb951bee259aed493a16c1aa60.jpg?width=800)
こちらは渋~い、おじ様コネリー。『ザ・ロック』(1996年)の頃。
カッチョいいなぁ!
オープニング・タイトルが斬新
まずは、こちらのオープニング・タイトル・シークエンスをご覧いただきましょう。
良いですねぇ~♩
「これから 007 が始まるよ~!」という雰囲気が溢れていて、ワクワクしませんか? 本作のオープニングは、ロバート・ブラウンジョンがデザインしたもの。
別記事『007 ゴールドフィンガー』でも触れていますが、007 のオープニングは、この頃からずっと独自のスタイルが守られているんですよね~。なおかつ、毎回観客を「おお!」と言わせるデザインで魅せてくれる。
こちらも、あわせてご覧ください♩
▼『007 ゴールドフィンガー』
▼『007は二度死ぬ』
▼『007 スカイフォール』
このオープニング、結構セクシーなテイストで作られていますよね。本作の公開当時1963年といえば、わたしはまだ生まれていなかった頃。
’60~70年代の子どもの頃の感覚が呼び起こされるのか、すっかり大人になったというのに、今観てもなんとなく "子どもが観てはいけないもの" 感があってドキドキしちゃう。笑
意外にも猫映画♡
本作ではショーン・コネリー扮するボンド(007)が、国際犯罪組織「スペクター」 (SPECTRE)を相手に活躍します。
冷徹なスペクターのボス("No.1" と呼ばれています)が、いつもお膝に抱っこしているのが――
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21598083/picture_pc_a42ff17067fe4bf4db60a6fd06d3a2f3.jpg?width=800)
ネコチャン♡ カワイイ♡ めちゃ美形さんです! モフモフ~♩
『ゴッドファーザー』のドン・コルレオーネといい、悪のボスにはなぜか猫がよく似合う。
タチアナよりもローザを推したい
本作でボンドガールを務めるのは、タチアナ・ロマノヴァ役のダニエラ・ビアンキ。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21598684/picture_pc_9cfdece880ac32031cf1df348bb7b0fc.jpg?width=800)
美しい~!
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ですが!
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こちらの方を、ぜひご紹介しておきたいのです。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21599928/picture_pc_580d7b577f1c00c8ca3e0325966d5107.jpg?width=800)
ロシア(当時はソビエト連邦)のローザ・クレッブ大佐こと、"スペクター No.3"(ロッテ・レーニャ)。No.1 の命を受けてボンドを狙う、スペクター幹部です。
華やかでセクシーなボンドガールとはうって変わって、地味なおばさん(ごめんね)。でも、そこが "いかにもロシアの女将校" な感じで、良い!
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21599510/picture_pc_f292cd4208e55a6818a2dc0a46b1ece0.jpg?width=800)
このビン底メガネ! 仲本工事か。笑
彼女の必殺武器は、ご存じ――
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21599658/picture_pc_cc4cbd7d404470e8261bec6e0cde577d.jpg?width=800)
毒ナイフを仕込んだ靴!! シャキーン!!
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21599683/picture_pc_9d3f67cd85c5eda92226e7139231abed.jpg?width=800)
ボンドに接近するために、ホテルのお掃除のおばちゃんにだって変装しちゃうのだ。
いいキャラクターだな~♩ 本作では、ぜひ彼女にも注目していただきたいです。
「スペクター」の正式名称
ところで、悪の国際犯罪組織「スペクター」(SPECTRE)の正式名称ってご存知ですか?
英単語としての "spectre" は、"幽霊" とか "化け物" といった意味なのですが、実は……
SPecial Executive for Crime Terror, Revenge and Extortion
(犯罪テロ、復讐、恐喝のための特別執行部)
の頭文字を取ったものだったんですね!
こちらのトレーラーの 3:13 あたりに出てきます。
なお、英語版 Wikipedia には
SPecial Executive for Counter-intelligence, Terrorism, Revenge and Extortion
(対敵諜報活動、テロ、復讐、恐喝のための特別執行部)
という説明もあったので、時代によって違うのかも。
いずれにせよ、"NASA" とか "CIA" みたいな略称だったのね!
銃の構え方が気になる……
小ネタなんですけれども、わたしにはある気になることが。
上のトレーラーを観ていると、ボンドにしても悪役にしても、みんな肘を曲げてウエストのあたりで銃(ハンドガン)を構えて撃っているんですよね。パン、パン、って。下手すると片手で撃ってる時もあるし!
あんな撃ち方して大丈夫かな。ちゃんと肘を伸ばして肩の高さで構えないと、反動すごいよね……。と気になってしまう、ゲーマーのわたし。笑
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21602721/picture_pc_be5f1be4667cbbfa60c96737a66f45c2.jpg?width=800)
『エンド・オブ・ホワイトハウス』は、ちゃんと構えてる。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21602760/picture_pc_1df871512a4be9b2990ac599442e600a.jpg?width=800)
クレイグ・ボンドも、ちゃんと構えてる。
うん。よし。(誰。笑)
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