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フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白

鑑賞時の感想ツイートはこちら。

1992年のアメリカ映画。メル・ギブソン主演のハートウォーミングなファンタジー・ドラマ作品です。原題 "Forever Young"。

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『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのフロド役でおなじみ、イライジャ・ウッドが子役で本作に出演しています。

テレビで映画を観る、楽しみ。

確かこの作品は、テレビで放送されていたのをたまたま観たのだと記憶しています。

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こうして映画の note を書くほど、映画が大好きなわたし。
今の時代はありがたいことに、新作情報や作品のクチコミなど、映画情報もインターネットですぐに入手できますよね。

「この作品が面白いらしい」という評判を見かければ観る作品を選ぶ時の参考にしますし、サブスクにも加入しているのでサービス上の検索機能やレコメンド機能も日常的に活用しています。

それとは別に

テレビをつけたら、たまたまやっていた

という映画との出会い方も、結構好き♩
わたしにとって、大切な出会いだったりします。

なぜなら、テレビでたまたま観る映画って「さあ、観よう!」と意図して観始めるものではないから。

本当に “たまたま” 出会って、観ているうちに「んっ? 面白いぞ!」と作品に入り込んで、観終わったあと「いや~、なんだか得しちゃったなぁ♩」とホクホクうれしい気分になれるから。

何より、わたしが “生涯のオールタイム・ベスト映画” として挙げている大好きなこの作品も、最初の出会いはテレビだったのです。

おかげで、素晴らしい作品と出会うことができました。今では DVD を購入して大切に持っています♡

テレビで出会った映画は、他にもこんな作品たちがあります。

天使のくれた時間
阪急電車 片道15分の奇跡
ベガスの恋に勝つルール
クライマーズ・ハイ
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

気軽に観られて、心あたたまる良作

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本作について。
あらすじは、ざっとこんな感じ。

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あらすじ(ネタバレなし)
1939年のアメリカ。主人公ダニエル(メル・ギブソン)は軍のテストパイロット。恋人ヘレンと愛を育んでいる。
勇気を出してプロポーズしようとした当日、最愛のヘレンが交通事故に遭い昏睡状態に。今後も目覚める見込みは少ないと告げられる。
失意のダニエルは、彼女が回復する望みを託し、科学者である友人ハリー(ジョージ・ウェント)が開発した冷凍睡眠装置の実験台に志願する。

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それから53年後の1992年。
少年ナット(イライジャ・ウッド)は親友と軍の倉庫に忍び込み、謎のカプセルを発見する。中に入っていたのは、冷凍睡眠から目覚めたダニエルだった。恋人ヘレンの消息と53年間のいきさつを知るため、ダニエルは友人ハリーを探そうとする。
ナットの母親クレア(ジェイミー・リー・カーティス)が元恋人から暴力を受けている時にダニエルが助けたことから、クレア&ナットの母子に協力してもらい、ハリーを探すことになるが――。

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コールドスリープが設定に出てくるあたり、SF のようでもありますが、物語としてはファンタジーであり、ヒューマンドラマです。

テレビで映画を観る良さって、わたしにとっては “気軽に観られる” ことなんですよね。難しいことは考えず、おおらかに楽しめる、というか。

クレア&ナットの母子が素敵

本作が心あたたまる作品になっている理由のひとつは、53年後にダニエルを発見した少年ナットと、その母親クレアがとても “いい人” であること。

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ママのクレア(ジェイミー・リー・カーティス)は看護師さん。

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少年時代のイライジャ・ウッドが、本当に可愛い~!!♡
吸い込まれそうなほど綺麗な瞳は、この頃から既に健在です。

そして、“浦島太郎” 状態の主人公ダニエルと、この母子との交流が丁寧に描かれているところも本作の良さだと思います。

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父親のいない家庭で育つ少年ナットに、自然体で接するダニエル。

ナットの幼い恋にダニエルがアドバイスをしたり、時に一緒になって無邪気に遊んだり―― 微笑ましいシーンです♩

(ママの元恋人のだめんずを除き)
意地悪な人も悪人も出てこない、安心して観ていられるお話。
そういうの、わたしは好きだ。

と感想ツイートにも書いた通り、ストレスなく、安心して観ていられる良作。
素直に楽しめますよ~!

・・・

ダニエルは、かつての友人ハリーに会えるのか?
昏睡状態だった愛するヘレンは、どうなったのか?

物語のその後は、本編を観てのお楽しみ、ということで。
わたしも機会があったら、ぜひまた観たいなぁ。


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