Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
鑑賞時の感想ツイートはこちら。
2007年のイギリス/アメリカ映画。イギリスの国民的コメディアン、ローワン・アトキンソン主演のコメディ作品です。
「Mr. ビーン」の映画としては『ビーン』(1997年)に続く第2作。原題 "Mr. Bean's Holiday"。
イギリスを代表するコメディ・キャラクター
ローワン・アトキンソンが扮するキャラクター「Mr. ビーン」。2012年のロンドンオリンピックで開会式に出ていたので、ご存じの方も多いかな?
もしご存じなくても、こちらの動画をご覧いただければ。だいたいこんな芸風です。笑
曲が『炎のランナー』(1981年)というところも、オリンピックとイギリスにちなんでいて、思わずニヤリとしちゃいます♩
それにしても、サイモン・ラトルが指揮するロンドン交響楽団と共演ですよ~! クラシックがお好きな方なら、これがどれだけすごいことか、おわかりいただけますよね。
この開会式では、ダニエル・クレイグ扮する「007」がエリザベス2世女王陛下をエスコートする演出でも話題になりました。
オリンピックの開催国が毎回威信をかけてつくるのが開会式。007、炎のランナー、サイモン・ラトル、ロンドン交響楽団―― などなど、いわば "その国を代表するもの" が投入されるわけです。
「Mr. ビーン」もイギリスの人にとって誰もが知っている国民的キャラクターなんだな、というのが伝わってきますよね。(日本で言うなら、志村けんさんの「バカ殿」や「ヘンなおじさん」みたいな感じでしょうか)
顔芸、ずるい。笑
「Mr. ビーン」は、もともとテレビのコメディ番組『Mr. ビーン』(1990~1995年)に登場するキャラクターです。
オリンピックの開会式ではおめかししていましたが、いつもはツイードのジャケットにえんじ色のネクタイ姿。
セリフはほとんど喋りません。コミカルな動きと表情だけで笑わせてくれます。だから、言葉が通じなくても世界中の人が楽しめるのですよね~。
愛車はローバーのミニ! これもイギリスだなぁ。
おバカでしょう? こんなの、ずるい!笑
YouTube に公式チャンネルもあって、過去のTVシリーズからいろいろな動画を観ることができますよ~♩
▼ 公式チャンネル(英語)
▼ 公式チャンネル(日本語字幕)
わたしが特に好きなのは、病院の待合室の話とバス停で心肺蘇生する話。息子とふたりで大笑いしました!笑
Mr. ビーンは無事カンヌにたどり着けるのか?
さてさて、劇場版である本作は、Mr. ビーンがくじ引きでカンヌ旅行とビデオカメラを当てたことから始まります。
もちろん、Mr. ビーンのことですから、旅行の途中で様々なハプニングが発生するのですが、あちこちに笑いが散りばめてあって楽しいです。
サビーヌ役の女優さん、エマ・ドゥ・コーヌがとっても可愛い♡
彼女は『潜水服は蝶の夢を見る』などにも出演しているそう。
『プラトーン』でお馴染みのわれらがウィレム・デフォーも、いい感じの役どころで出ていて、個人的にうれしかった♡笑
ゲームがお好きな方は『BEYOND: Two Souls』という作品に出ていることで、ご存じかもしれませんね。
つたない実況で、お、お恥ずかしい……。(赤面)
・・・
本作のプロットで「巧いなぁ!」と思ったのは、Mr. ビーンがくじ引きで当てたのが「ビデオカメラ」だった、というところ。これが最後に効いてきます♩
粋な演出です。もちろん笑えます。
外出自粛つづきで、心がちょっと疲弊している方も多いかもしれません。こんな時だからこそ、みんなでワハハと笑いましょ♡
「笑う」って素敵なことです。気持ちが “ふっ” とほぐれます。笑ってる瞬間は、人生の「楽しい時間」です。
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