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イヤーナンバーで良い波動を引き寄せる

 これまで数秘術とは関係のないことばかり書いてきました。その理由は初投稿「SNSを年下教わったら、メチャ楽しかった!」で触れていますので、ご興味があればお目通しください。

 ですが、気付いたら今年もあと数日を残すのみ。
 このへんでヌメロロジストとして、新しい年に良い波動を引き寄せていただけるよう、「ユニバーサル・イヤー・ナンバー(Universal Year Number)」「パーソナル・イヤー・ナンバー(Personal Year Number)」の出し方をお伝えしたいと思います。

 数秘術のイヤーナンバーには、宇宙や地球全体に共通するユニバーサル・イヤー・ナンバーと個人のパーソナルイヤー・ナンバーの2種類があります。

ユニバーサル・イヤー・ナンバーの算出の仕方

ユニバーサル・イヤー・ナンバーの出し方は簡単です。

ある特定の年の数を分解して足すだけです。

例えば、2020年なら、下記のようになります。

2+0+2+0=4 

今年のイヤーナンバーは「4」ですね。

算数方法は毎年同じなので、2021年は、

2+0+2+1=5、来年のイヤーナンバーは「5」になります。

パーソナル・イヤー・ナンバーの出し方

それではパーソナルイヤーナンバーの算出方法はというと、こちらも簡単。

誕生月+誕生日+ある特定の年 です。

例えば、2月10日生まれの人が2021年のパーソナルナンバーを出す場合は、

2+10+2021=2033

この2033を一桁になるまで足していきます。

2+0+3+3=8

2月10日生まれの人の2021年のパーソナルイヤーナンバーは「8」になります。

人生は9年周期のサイクルで回っている

 数秘術は9年周期で人生のサイクルが回っていると考えています。そのサイクルは、ある物事が始まり、様々なプロセスを経て完成し、次のサイクルに向けて準備することで終わります。数字が進むごとにステップアップしていくわけです。
 
 イメージとしては農業に近いですね。1の年に種を撒き、2の年に水をやり、防風・防寒に気を使い、3の年は出てきた小さな芽を見て収穫の時を想像し、4の年はその芽が深く大地に根を張るようにケアするというような・・・。
 
 図表にするとこんな感じです。

スクリーンショット 2020-12-28 0.05.19

1から9までの数字の持つ意味は下記となります。

1:種を撒く
2 : 定着させる
3 : 創造する
4 : 具現化する
5 : 変革する
6 : 育てる
7 : 内省する
8 : 拡張する
9 : 完成する
 

1の年に種を撒かなければ、8年後の収穫はない

 2月10日生まれの人のイヤーナンバーは「8」ですから、テーマは「拡張」「達成」です。1からスタートしたプロジェクトを2から7までのステップを経て育てきたのなら、長所を伸ばし、短所を補い、飛躍的に伸ばしていくのです。言葉を変えれば、種を撒き、ここまでしっかり育ってきた何かは「達成」であり、農業でいえば「収穫物」です。その実りを確認し、刈り取るステップとも言えます。

 面白いのは、不思議と私のもとに鑑定に来られる方は、パーソナル・イヤー・ナンバーが「9」か「1」にあたる人が多いのです。9の年に翌年の準備をし、1の年に種を撒かなければ、8年後の「達成」「収穫」はありません。ですので、天が「ちゃんと種を撒くんだよ」と教えるために、数秘術に出会わせてくれたと思うのです。実は私も初めて鑑定を受けたのは、パーソナル・イヤー・ナンバーが「1」の年でした。

パーソナルとユニバーサルを組み合わせて考えるのがベスト

 パーソナル・イヤー・ナンバーは個人のナンバーなので、ユニバーサル・イヤー・ナンバーに優先しますが、ユニバーサル・イヤー・ナンバーとの関係も含めて考えるのがベストです。

 例えば、パーソナル・イヤー・ナンバーが「4」で、ユニバーサル・イヤー・ナンバーが「4」の場合は、ダブルで「具現化」するので、思ったこと、願ったことが叶いやすくなります。

 今年のイヤーナンバーは「4」のキーワードは「具現化」です。これは1の年に始めたことが小さなサイクルの中でカタチになることを意味しています。

 本来ならアイデアや考えが形となって地に足が付く年だったはずなのですが、今年はコロナ禍で安定・安全とは真逆の年になってしまいました。ですが、別の視点から考えると、1の年にスタートしたことが具現化される、つまり、4年間の収支決算がでる年だったともいえます。

トランプ大統領の敗戦は4年間が「具現化」したもの

 4年前、1の年の2017年1月にアメリカ合衆国でトランプ大統領が就任しました。彼はご存知の通り、「America First(アメリカの利益最優先主義)」、製造業の拠点をアメリカに戻す、メキシコとの国境に物理的障壁を建設する、難民の受入拒否、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱などの政策を掲げ、それを実行に移したのです。

 コロナ禍に襲われるまでアメリカの経済は絶好調でした。ところが、コロナという微細なウィルスの登場で、アメリカ国民はもとより、世界中の多くの地球の温暖化や環境破壊、自国優先主義に危機意識を抱き、「ノー」という結論を出しました。

 この結果はコロナが後押しした側面はありますが、実はトランプ大統領の支持率は4年間、ずっと50%弱で、国民の半数以上が政策やTwitterでのメッセージに疑問を抱いていたのです。何かが突然起こったように見えても、実は水面下で物事は動いています。

2021年が「変革」の年、キーワードは「行動」

 さて、2021年は「5」、「変革」の年です。今年はコロナに振り回された転機の年でしたので、せめて来年は安心・安全をと望むかもしれませんが、それでは良い運気は引き寄せられません。

 中国の格言に「泊まっている船は、後ろに進む船」というのがあると、台湾の親友が教えてくれました。停滞は後退を意味しているということですね。

 「5」は行動、冒険、自由、変化がキーワードです。現状維持ではなく、思いついたら行動してみる、今までにやらなかったもとにチャレンジしてみると良いでしょう。

 数秘術は自分でも簡単に計算できますが、その数字がどんな意味を持つのか、自分で考えなければならないところに、深みと面白さ、そして難しさがあります。

 独学して、どんどん前へ進んで行かれる方は、どうぞそうなさって下さい。
 「いや〜、そんな時間ないし、めんどくさいわ!!」 と思われる方は、個人鑑定やセミナーの受講をおススメします。

 みなさんの2021年が素晴らしい年でありますように!!

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