ひとの探し物を見つける才能

私は母の、母は私の、探し物を見つけるのが得意である。

自分では当たり前すぎて見逃していたり、まさかそんなところに置くはずがないと思い込んでいて探していなかったり、もう自分で散々探したものを自分で見つけるのはかなり難しいと思っている。なので、ひとしきり探して出てこなければ、とりあえずお互いに聞いてみる。だいたい「ひとしきり探して出てこない」段階ですでに大概憔悴しているので、落ち着いて探せば見つかるものも見つからない精神状態になっているだけ、というケースも多い。そう考えると、何も我ら母娘の特徴ということでもないかもしれず、よくある一般家庭の風景なのかもしれない。

こういう、当事者だからこそ見えなくなっているものを視る、ということが、私の役割であり仕事である、というようなことも浮かんだりした。

そろそろ、いい加減、自分のビジネスに名前をつけ終わりたいんだけど全然浮かばなくて辟易している。みんな、どうやって自分の団体とかお店とかに名前を付けるんだろうか。自分に名付けるって、ぽんっと出てくるものなのかなぁ。お蔭さまで(?)すっかり自社の上位概念の見直しはできたけども全然名前が出てこなくてここから進まずにいる。

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〔Mission:社会的使命〕

舞台芸術・ライブエンターテイメント業界において、スキル・知識・知縁・情報を活用することで
・ひとを活かす
・ひとのやりたいことを形にする
・ひとの面倒ごとを解決する

〔Vision:目指す姿〕

・丁寧な仕事をする
・自分の仕事をコントロールできる
・提供できるサービスや情報を常にアップデートしている

〔Value:大切にする価値観〕

・裏表なく誠実な態度 Sinsere & Honest Attitude
・効率的で合理的な思考 Efficiency & Rationality Thought
・普遍的かつ個別的かつ同時代的な観点 Universal, Special & Topical
・高品質で丁寧な仕事 High-Quality & Careful Work
・感謝と尊敬 Gratitude & Respect

〔Strategy:戦略〕

WHO:つきあいのある、あるいは信頼しているひとからつながる団体・ひと
WHAT:クライアントがやりたいことの実現可能性を高める支援
    やりたいことに集中できる環境づくり
    アップデートされた有益な情報提供や有能でフィットするひとの紹介
    制作業務における業務改善・業務改革
HOW:安心して背中を預けられる信頼関係に基づいて

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上にいれるか迷っている要素がひとつ残っている。それは、「できそうだ」という気持ちに導く、という言葉をいれるかどうか。私はこれが結構得意で、だけど、これは良し悪しというか危険な作用をするときもある特徴だと自覚している。なんとなくできそう、なんとなくうまく行く気がする、という気持ちは、「自信を持ってトライしたほうがいい」ときには功を奏すのだけど、「慎重に綿密に着実にやったほうがいい」ときには油断につながったり、「周りに助けてもらわないとうまくいかない」ときにはできそうに見えてしまって深刻さが伝わらなかったりする危険を孕む。この特性は自分個人のことを振り返っても良し悪しが激しいので(期待してもらえたり頼りにしてもらえたりする反面、見掛け倒しが災いして自分の首を絞めちゃうこともある、みたいなこと)、すごく強い特性なんだけど、明記するのは躊躇われた。

しめきりを決めたら候補が思いつくかしら。そろそろこの話題はキリをつけて名刺作りたいんだけどなー、新しい名刺楽しみだなー。うー。

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