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療育花育の記録 あきらくん#5
あきらくん
あきらくんは体が不自由で車いすで移動。
言葉は話せません。喜怒哀楽などは、声でいろんな表現をします。
表情も豊か。表情でも多様に表現してくれます。
20231127 テーマ「引き続き花と親子の時間を持つ」
終了後の経過について 親御さんから
前回の花育の前の週の体調の経緯からになります。
てんかんのプチ発作で1週間ご飯があまり食べられず、それが抜けてからリバウンドかと思う位の食欲で、とにかくお腹がすいた様でした。
先月のお花の日はデイの送りがいつもより30分も遅くなってしまい、ホッとできる時間があきらにとっては短かった様でした。
それで始まった時に「まだ準備出来てないのにぃ~」と文句を言ってた様です。
それでもお姉ちゃんと一緒にガーベラを持って『お花にご飯(水)をあげる』事ができました。
その後ONLINEに入って来られたお友達に先生がお話されてるのを聞きながら自分も少し腹ごしらえをして、続いて白のストックにもご飯(水)をあげれました。
心の準備が出来ていると落ち着いて出来る事に改めて気が付きました。
(誰でもそうなんですが…)
以前は何かを『させられる』気配だけでも怒ってました。
今回のレッスンはあきらの自信に繋がった様です。
私が、「〇〇さん(ヘルパーさん等)にお花見てもらう?」と声をかけると、嬉しそうに、でも照れた様にニコッとしてました。
お花見て欲しいけれど、褒められると恥ずかしくて、嬉しそうにしながら目を逸らしてました。
できた達成感を持って自信に繋がるのが嬉しいです。
写真記録
![](https://assets.st-note.com/img/1702369828121-4kjlwAjFwA.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1702369828155-yRK6WrVF4X.jpg?width=800)
お姉さんにはげまされ、挿せた。
お母様が撮影したもの。
いっしょにみんなでオンラインで花育をしている様子。
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実施研究
1 前回を踏まえた考察と検証
引き続き親子の様子を観察するが、姉が入った時の心理状態が安定するため、可能であれば、お姉さんも一緒に家族でしていただく。
お母様が「させられる気配」について、気づいて下さったことが、一番の効果と感じる。
子どもと親は、あうんの呼吸のようなもので、気配や気だけでも感じ取ることができる場合がある。特に、子供は親に対しての察知能力がある場合が多い。
>心の準備が出来ていると落ち着いて出来る事に改めて気が付きました。
(誰でもそうなんですが…)以前は何かを『させられる』気配だけでも怒ってました。
2 現場で
お姉さんがキーマンとなり、情緒安定につながっている。
今回は、水と鳥の音を流す。慣れたころ、音楽を鳴らさないとどうか、はおいおい検証。
3 次回考察
>私が、「〇〇さん(ヘルパーさん等)にお花見てもらう?」と声をかけると、嬉しそうに、でも照れた様にニコッとしてました。
お花見て欲しいけれど、褒められると恥ずかしくて、嬉しそうにしながら目を逸らしてました。
できた達成感を持って自信に繋がるのが嬉しいです。
あまり練習していなかった部分のこころの成長をしている最中のように感じる。花がコミュニケーションのきっかけの一旦になれば、と思う。
このまま引き続き、家族と植物の時間を持つことを一歩一歩継続してゆく。
2003年から一万人以上の方に花育をしました。現場でどんな風に、どうしたか、結果どうか等、遺さないまま頭の中にあり、書きのこして、いつか誰かの役にたったらいいな、と思い書き始めました。サポート励みになります。活動費として使わせていただきます。よろしくお願いいたします。