間借りカフェをやってよかったこと5選
このたびカフェ開業が決まるまでの間に、
今流行の(流行りなの?)間借りカフェをしていました。
大変さはいろいろありますが、
やってよかったこと5選をご紹介しようと思います。
(〇〇5選!とかやってみたかった笑)
1. 常連さんができた
まずはこれです。これにつきます。
始めた当初は、知人や友人が主なお客様だったのが
近所の方やインスタを見てきてくださった方も増え
月に2回の営業日に必ずきてくださる常連さんができました。
ただ単純に「嬉しい!」というのが一番なのですが
これって、実際にこの後店舗を持つにはとても大切なことなのです。
(と教えてもらいました)
「オープン時にファンがいる」ということは
新しい飲食店にとってとても大事なこと。
行列ができるような数ではないにしろ、
お店に通ってくれる人がいる状態を作ることができたのは
間借りで限定的にでも営業を続けたおかげだと思います。
2. メニューや値段を変えながら試せた
本当のお店だったらできない荒技
「毎回違う値段(笑)」
を試せたことも大きかったです。
同じ商品でも、どの価格なら購入されやすいのか?
仲の良いお客様には率直に意見も聞きながら
いろいろと試すことができました。
その他にも、メニュー全体でどう値段(利益率)を構成していくのか?
などを実験できる機会はそうないので面白かったです!
3. メニューを実際に作る訓練になった
カフェをはじめるにあたって、
バリスタセミナーに通って独学・見様見真似でやっていた
コーヒー基礎を学び直しました。
とはいえ、おうちで淹れるだけには杯数に限界があるし
間借りカフェでは1日に平均して30〜35杯ドリップ抽出ができたので
めちゃくちゃ良い練習になりました。
(味見をして淹れなおし…なんてこともありました)
技術は知識を詰め込むだけでなく
練習を重ねていくことで身につくということを実感しました。
4. オペレーションの効率化を考えられた
ワンオペで営業するには効率的にこなさなければなりません。
エスプレッソマシンは使えなかったので、コーヒーは全てドリップ。
1杯の抽出に最低でも約3分はかかります。
そんな時に、どうしたら効率よくフードの準備とコーヒー抽出ができるか?も試行錯誤しながらいろいろと試すことができたのは本当によかったです。
3. のドリップコーヒーひとつとっても、実際に営業しながらだったら
こう準備しておくとあとが楽だな、という発見もたくさんありました。
これは実際に自分の店を構えるためにも必要だったと思います。
5. 事業融資に必要な事業計画の信憑性がグンとあがった
最後にして最大のメリット。
(メリットと呼んで良いのかわからないですがw)
正直、こんなメリットがあるなんて最初は微塵も思いませんでした。
なので私の中では思わぬ副産物なのですが…
事業融資を受ける際には、必ず事業計画が必要です。
計画立案に必要な客数、客単価、原価率・・・
そのすべてのデータが、そろっているんです!!
これはもう机上の空論ではありません。実績です。
そりゃ公庫の方も信じますよね!笑
公庫の方曰く、多くの方は非現実的な事業計画を
立ててしまうのだそうだけど、
現状から導き出した数字というのは現実味があり
納得感が違うのだそう。
もちろん、そこで数字が悪ければお金を貸してなんかくれないので
間借りとは言え全力で頑張る必要がありますが・・・
(ストーリーを作るのも大事)
これは融資を受ける際に非常〜〜〜〜〜〜に役立ちました。
ということで、私が間借りカフェをして良かったこと5選。
皆様のお役に立てたら嬉しいです。
パンとコーヒーのお店「ハルノカオリ」
(Instagram : @harunokaori03)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?