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オセロを崩した遊び 「 テトリバ 」

お疲れ様です。
遊びについて考えたり、遊んだり、作ったりしている
はるびん。という者です。

今回はそのアウトプットもかねて、自分の頭の中にある遊びの企画を実際に作ってみました。
それがこの「テトリバ」というボードゲームです。

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□ 「テトリバ」とは

「テトリバ」はオセロのコマに個性をつけるというコンセプトから制作したボードゲームです。

ルールはオセロと同じで、コマを置いて、挟んで、ひっくり返すというものですが、コマに個性を加えることでオセロというものを崩し、オセロだけどオセロじゃない新しい感覚の遊びです。

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□ コマの種類

コマは全部で4種類あります。

・シングル:普通のコマ
・ダブル :2つ連なっているコマ
・トリプル:3つ連なっているコマ
・クノジ :3つが「くの字」に連なっているコマ

テトリバ_コマ

また、それぞれの持ちコマ数は決められています。

・シングル:8個
・ダブル :6個
・トリプル:1個
・クノジ :3個

多く連なっているコマは強力で、多くのコマをひっくり返すことができますが、その分後半になればなるほど空きスペースが限られていき、置きにくくなっていきます。
また多く連なったコマはひっくり返されると、その分ダメージが大きいので扱いに注意が必要といった、ハイリスク/ハイリターンな性能になっています。

トリプルを残して一発逆転を狙うのか、シングルを残して安全に細かく攻めるのか、といったオセロとは違って、どのコマを、いつ、どのように置くかもポイントとなります。

□ 「テトリバ」を遊んでみて

「テトリバ」という名前は「テトリス」と「リバーシ(オセロ)」を組み合わせたもので、遊んでいると名前の通り「テトリス」のように上手くはめ込むという、まるでパズルのような感覚も遊んでいて感じました。
置くのに悩む時間は増えましたが、その分オセロよりコマ数は減っているので丁度いいプレイ時間で遊ぶことができます。

また、この遊びを企画段階での狙いだった「コマに個性を付けたことによって生まれるカオス感」はそこそこ再現できていて、連なったコマによって不思議なめくれ方になったり、思いもよらない大量のひっくり返しポイントが生まれたりと、予想のできない戦いを繰り広げることができました。

正直、ゲーム性に穴がないかはまだわかりませんが、とりあえず気軽に遊ぶ分には全然崩壊しなかったので満足しています。
場合によってはコマ数のバランスとか見直す必要があるかもしれませんね。

でもって実際のプレイの様子の動画がありますので、そちらを見てみると「テトリバ」の遊びの雰囲気が伝わると思うので、よろしければ覗いてみてください。

↓ Youtubeの方でもまとめました。

「テトリバ」はオセロが皆知っているから成り立っている遊びで、この2つを比較することで違うところ、同じところが浮かび上がってきて、それが面白さに気づく手助けになっていると思いました。

また、「テトリバ」を作るにあたって、オセロについても研究してみましたが、改めてシンプルでわかりやすく、かつ奥深いゲーム性と、その世界観を盤とコマの秀逸なデザインによって美しくまとめられていることが、オセロというものが長い間、多くの人に遊ばれてきた理由なのではないかと思います。

そして何より、作った遊びで遊んでもらい、「面白かった」と言ってもらえる。
これほど嬉しく、やりがいのある遊びはないなと、こちらも改めて感じました。

これからも、もっともっと遊びについて学び、新しい遊びの提案をしていきたいと思います!


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