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酒粕美容に挑戦中

こんばんは。

例年、季節の変わり目にはお肌のコンディションが優れず悩みます。
今年は在宅ワークが増え、化粧もせずに過ごすことのできる日が増えたため、スキンケアに注力することに発想を転換。

実は化粧品の研究開発に携わっていた経歴もあり、趣味と実益を兼ねて有名どころから素材メーカーの商品まで色々な化粧品を使ってみたことがあります。
もちろん高級化粧品にはそれなりに優れたものはありますが、広告宣伝費を考えるとコストパフォーマンスで二の足を踏むことも。
よくシートマスクに記載されている美容液1本分という表現の裏側や成分の特徴などを知ってしまうと、今では洗浄系以外はあまりあれこれと購入することはなくなりました。

メイクもしなくなれば、メイク落としも不要なので、注力するのが保湿です。
そこで、先週から始めたのが酒粕を利用したケアです。
お酒を作る杜氏さんの手がキレイであることから、お酒を使用したコスメも数多く登場しています。

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酒粕には、メラニンの生成を阻害や抑制をするコウジ酸、アルブチンなどのホワイトニング化粧品でもお馴染みの成分や、保湿に役立つ必須アミノ酸であるプロリン、酒粕にはお酒の搾りかすと呼ぶのははばかれるほど多様な成分が含まれています。
中でもα-EG(アルファ・エチルグルコシド)という成分は飲んでも塗っても◎という優秀な成分。
金沢工業大学で実施された試験によれば、肌の水分量やコラーゲン密度を上げる働きが検証されています。
この肝となる成分こそが日本酒由来のα-EGです。

実際に酒粕でパックを作って顔とデコルテに使用+入浴剤にも使っています。
入浴剤とはいってもちぎった酒粕をネットに入れて投入するだけなので、大した準備もいらず本当に簡単。
1週間継続してみたところ、乾燥が気にならなくなったので、個人的には合っているのかと思います。
あれほどお風呂上り直後に塗り込んでいたのボディクリームも今では不要になったので、本当に楽で経済的です。
今までこの季節には乾燥が気になって高いクリームにも手を出していたのが嘘のように、また必要な基礎化粧品が減りました。
※あくまでも個人の感想です。

加えて、内外美容ということで、料理にも使用しています。
アボカドの酒粕漬けが特にお気に入り。
現在、豆腐の酒粕味噌漬を仕込み中で、食べ頃になるのを心待ちにしています。
手軽に安く入手できるのは、板粕という固形タイプが多いので、一度、酒粕でペーストを作っておくと、ホワイトソース風に使ったり、汁物に加えたりとても便利です。

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酒粕ペーストの作り方
~材料~
酒粕:200g程度
水:1カップ程度
※温度や湿度によって調整します

~作り方~
1.酒粕はちぎるか切って細かくする。
2.水に軟らかくなるまで漬ける。
3.鍋に入れて火にかけて煮立ったら弱火にし、混ぜる。

ペーストを作っておくと料理にもパックにもすぐに使うことができるので、無精者でも継続できています。
有名どころの粕汁、奈良漬け、甘酒以外にもお菓子やグラタンにも用途は多様。
週末に作ったチーズケーキ風も想像より違和感なく美味しくいただくことができて大満足☆
活用レシピはインターネットで調べる他に酒造メーカーさんからレシピ集も出ているので、手にしてみるとお鍋やスコーンなど思いつかなかった活用方法も知ることができて料理のレパートリーがひろがるかもしれません。


酒粕を使った美容法は、とにかく安くて体感が得られやすいので続けることができています。
気軽に使いたい方には、すぐに使用できるパックタイプも販売されているので、忙しい方にはこちらもよいかもしれません。
また、ねり粕であれば、板粕よりはペースト状にする手間が軽減されるので、使いやすいかもしれません。
コスパ重視なれば、断然板粕タイプ。
板粕はひと手間加えることは必要ですが、1kgが1,000円前後から入手できるので、食べてよし、飲んでよし、塗ってよし。
酒造メーカーごとに風味も異なるようなので、利き酒感覚で色々な種類を試してみようと思います。



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