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今週の読書録

こんにちは。
今週はビジネス書を中心に5冊です。

できるコンサルタントがしている ロジカルシンキングの技術

『できるコンサルタントがしている ロジカルシンキングの技術』は、ロジカルシンキングの基本がコンパクトにまとまった一冊。
文庫本サイズで持ち歩きやすいので通勤や移動時に読むにも便利です。
ロジカルシンキングのことを手軽に知りたい入門者の方にも手に取りやすい内容にまとまっています。

◎ロジカルシンキング(論理思考)こそ、最強の武器!
・「話す・書く」ときの説得力が段違い!
・仕事の進捗管理がうまくいく!
・仮説を立てて検証する力がつく!
・アイデアがどんどん湧いてくる!

ロジカルシンキングを活用すればあなたの仕事の「質」と「スピード」が
格段に上がる!
コンサルタントが仕事で実際に使っているスゴ技をわかりやすく解説!


ロジカルティーチング ガツガツしていない若手社員を伸ばす技術

「ロジカルティーチング」と言う言葉は初めて聞きましたが、サブタイトルがあるガツガツしていない若手社員を伸ばす技術と言うフレーズに惹かれて手に取りました。

仕事に重きを置かない若手を育てるための考え方についてわかりやすく紹介されています。
図表が多く、文字間隔にもゆとりがあり、一時間程度で読了できたので、手軽に読むことのできるのではないでしょうか?

一点だけ残念だったのは、発行元が自費出版が中心の出版社だけあり校閲やレイアウトがやや甘く、図表中の文字がなかったり、改行の位置が謎の箇所があったことです…

「主体性」は持っているのが当たり前ではない
相手のアウトプットが変わったか否かを見極める


会社は学校ではありません。が通用しなくなっている時代に、いかにして育成するとお互いにストレスなく仕事ができるのか、参考になりました。

ウチの会社はイイ人ばかり。給料も悪くない。それなりに安定もしている。
それなのに、今月もまた若手社員が辞めてしまった――。
どうすれば飄々とした「イマドキの若者」のやる気を引き出し、活かすことができるのか?
マネージャー、人事、指導担当者に向けた、Z世代・ミレニアル世代のトリセツ。


空気読みすぎさんの心のモヤモヤが晴れる本

完全なるタイトル買いです。
「いいですよ」「大丈夫ですよ」と次々と仕事を引き受けて、モヤモヤが蓄積される。
そのような経験があれば手に取ってみてはいかがでしょうか?

自分自身が幸せでなければ人を幸せにすることはできない。
気遣いでストレスの蓄積された結果結局爆発してしまう人には、思い当たる内容が書かれているかもしれません。

大人気カウンセラーの最新刊!! 今回のテーマは、ついつい「空気を読みすぎてしまう人」のための1冊です。

〈あなたも、こんなところありませんか?〉
・「あのとき、ああ言えばよかった」と後悔することがよくある。
・夜になると、ひとり反省会をしてしまう。
・起きてもいないことをいつも心配してしまう。
・気が進まない誘いでも断れない。

ひとつでも当てはまったら、あなたも「空気読みすぎ」さんかもしれません!


パワポdeデザイン PowerPointっぽさを脱却する新しいアイデア

最近PowerPointのスキルをあげたいなと思っていたので手に取ってみました。
特にデザイン性で悩んでいる方にほんとや色使い編集の方法など具体的に解説されているので、わかりやすい一冊です。
どのように作成されているのかなと思っていたデザインの作り方も紹介されているので、ある程度は使いこなせるもののワンランクアップしたい人向けかもしれません。

スライド作成以外にもSNSやポスターなど、多岐に渡るデザインの参考になる編集方法が紹介されています。
「センスが良いな」と思っていたスライドが自分で作成できるようになるコツやいくつかのデザインはダウンロードできるようになっているので、PowerPointスキルをワンランクアップしたい際には参考になります。

これパワポで作れるの? ワンランク上の仕上がりになる、簡単おしゃれな68のテクニック
PowerPointの知られざる「すごさ」をnoteやTwitterで発信している菅新汰さんによる初のデザインブック。従来の資料作成ソフトとしてのパワポっぽさを脱却しながら、おしゃれな表現方法を学ぶことができます。著者の魅力的な作例を通して必要なテクニックを学ぶことで、「こんなのがパワポで作れるの?」と思わず言いたくなるスライド、ポスター、動画、サムネイルなども簡単に作ることができるようになります。

華に影 令嬢は帝都に謎を追う

「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞した永井紗耶子さんの時代小説は何冊か読んでいますが、特に大奥をテーマにした既刊本が面白かった印象があったので、手に取ってみました。

おてんばな主人公と書生が中心の探偵ものです。
本当に当時このような華族令嬢がいたら大問題かもしれませんが、そこはフィクションなのでご愛嬌。
なんとなく結末は予測できるものの、テンポがよく、気軽に読める時代ミステリーです。

明治三十九年、帝都東京。千武男爵家の令嬢・斗輝子は、書生の影森怜司を供に、政府重鎮の黒塚伯爵家で行われた夜会に当主である祖父の名代として出席した。しかし夜会の最中に黒塚伯爵が何者かに毒殺されてしまう。不当な疑いをかけられた千武家の名誉のため、斗輝子と怜司は事件の真相を調べ始める。だが、その裏には身分に縛られ、ままならぬ生き方を余儀なくされる人々の大きな秘密があった。すべての真実を知ったとき、斗輝子は――。勝ち気な華族令嬢と怜悧な書生、対照的な二人による明治謎解き譚。


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