秋来ぬと目にはさやかに見えねども
こんばんは。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
古今和歌集におさめられた藤原敏行の歌では、晩夏に風の気配で季節の変わり目を意識したことが表現されています。
春の沈丁花、夏のクチナシ、秋のキンモクセイ。
季節の訪れを感じさせてくれるの花。
三大香木ともいわれる植物のひとつ、キンモクセイは千里香とも呼ばれ、夜風に乗じて漂う香りに季節の移ろいを意識します。
この時期になると実物はまだ見ぬまでもキンモクセイの香りの商品を見る機会が増えます。
キンモクセイの学名Osmanthus(オスマンサス)は、香りのよい木という意味だそうで、ロクシタンをはじめ香水やハンドクリームのモチーフにも使用され、秋口に限定品も登場します。
実際に私もつい入浴剤などに購買意欲を刺激され、季節のお便りとともにプレゼントとして活用しています。
リモートワークが続くといつの間にか季節が移ろっていることも少なくありません。
こうした風物詩で季節を感じることもよいのではないでしょうか?
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