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外貨募金

こんにちは。

今年は断捨離も進み、住まいの収納スペースも随分スッキリとしました。
海外旅行はまだ当分行けそうもないので、スーツケースは処分。
次に行ったときに使おうと思い手元に残していた外貨も片付けたいなと思い、紙幣は日本円に両替。
手数料をひいても旅行当時よりも手元にある日本円が増えていることに驚きつつ、無駄遣いをする前に投資信託用の口座に移動しました。

さて、残った硬貨をどうしようか?
しばし思案した末に、Google検索。

余った外国コイン問題

紙幣は日本国内でも両替できても、硬貨は対応していないところが多いようです。
ポケットチェンジでの両替も検討したものの、行動範囲内の機器では対応していない国の硬貨もあり、持ち歩くにはかさばるので迷っていました。


そこで調べる内に候補に挙がったのが、外貨募金です。
調べたところ、外貨募金で最も手軽なのは某金融機関の支店で募金箱に入れる方法のようです。

ユニセフの外貨募金制度

手間がかからずに生活圏内でできる外貨募金を探していたところ、見つけたのがユニセフを通してできる制度です。

海外旅行や出張で使い残した外国コインや紙幣。どうしようかと悩んだ末に引き出しの奥に保管し、眠ったままになっていませんか。
これらの外国コインや紙幣を子どもたちのために役立てられるのが「ユニセフ外国コイン募金」です。
日本ユニセフ協会では民間企業5社にご協力頂き、外国コインや紙幣をユニセフの活動資金にする「ユニセフ外国コイン募金」を行っています。
皆さまからお預かりした外国コイン・紙幣は、通貨別に仕分けされた後、世界の子どもたちのための支援活動に使われます。

現在流通している硬貨のみという条件はあるものの、今手元にあるものであれば問題なさそうなので、さらに詳しく調べてみました。

方法としては、以下の4つの方法があるようです。
1.空港の募金箱
2.JAL機内の封筒に入れる
3.最寄りの募金箱
4.日本ユニセフ協会へ送る


本当にあった怖い話

私にとってWeb以外でのリアル募金は結構ハードルが高い行為なのです…
もう随分と昔の話ですが、中学生の時に赤い羽根を金をしていた折、通りすがりの知らない大人から急に「この偽善者が!」と怒鳴りつけられたことがあります。
今思えば、その方がどのような理由があったにせよ、課外活動のボランティアをする中学生に対してかけるには心ない言葉ではないでしょう。
その時の体験以来、対外的に募金を呼びかけることに対する恐怖心や募金は偽善?と言うモヤモヤした気持ちが大人になってもどこかに残っています。

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すっかり対面募金が怖くなった結果、災害後の募金もインターネット上でひっそりと行っています。
募金の証明書は発行されない機関もありますが、お気持ち程度の金額なので問題なし。

不安な気持ちを抱えつつも、もういい年をした大人ですので、リモートワークの昼休憩時に最寄りの金融機関へ足を運ぶことにいたしました。

実際に募金に行ってみた

近隣にある取扱金融機関を調べて、いそいそと外貨を持参し受付の方にお声掛けしました。
なぜ記事中ではあえて金融機関名を記載しないのかというと、結果としては現実の募金はやはり苦手だなと思う経験が増えたからです…

実際に赴いてみると、募金箱は普段を目につくところに出していないのか、行員さんのお手を煩わせることになってしまったようです。
あまり言われる機会がなかったのか、面倒だったのか、それとも私が挙動不審すぎた?のか、かなり粗雑に扱われてちょっとクヨクヨすることになりました。
忙しい時に申し訳ありません…

確かに募金は銀行の売り上げには貢献しませんが、社会貢献活動として行っている以上、少なくとも次は辞めようと思われるような対応は気をつけたほうがよいかもしれませんよ?
外国硬貨は今後、空港の募金箱に入れてこようと思います。

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非対面でできる募金

残念ながら対面での募金はやはり私には鬼門のようです。
次からは対面せずに、人の手を煩わせることのない手段で募金しようと決意を新たにしました。

幸い今ではWeb上でも募金ができるご時勢。
ショッピングサイトで獲得したポイントを利用して、気軽に募金ができます。
Web経由で簡単にできるので、本当によい時代です。

宝くじにでも当たらなければ大きなことはできないかもしれませんが、旅行後の使用していない外貨であれば気軽に小さな社会貢献ができます。
生きたお金の使い方ができる方法のひとつが募金かもしれません。
100年に一度の未曽有の危機を越えて、普通の生活がある日できなくなることが起こりうると実感した後だからこそ、今できる何かを真剣に考える一年となりました。




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