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“超”使える接続詞5選!知っているだけで文章がスラスラ書ける!

私が使えるようになったことで文章がスラスラと書けるようになった接続詞ベスト5を紹介します!

文章を書いている中でこんな悩みはありませんか?

😔書きたいことを盛り込んで、結局何言っているかわからなくなる
😔文章が上手くつながらない
😔文章のリズムが変

私がWebライター初心者の頃にも、このようなことでよく悩んでいました。
そして、これらの悩みを解決してくれたのが「接続詞」です。

接続詞を使いすぎるとかえって読みにくい文章になってしまいますが、使わないと不自然になってしまいます。(何事もバランスが大事ですね。)

この記事はぜひ、文章に行き詰まった際の参考にしてくださいね!

1.たとえば

「たとえば」は、具体的な例を挙げる際に使用する接続詞です。
たとえば(早速使う笑)以下のような文章があったとします。

ネットで検索をかけるときは、自分の悩みや質問を解決したいときです。
「ダイエット 成功」のキーワードで検索する方は、ダイエットを成功させるための情報を知りたいと思っているでしょう。

上記の文章でも、まあいいんじゃないか?と思えますが、なんとなく話が急に変わっている感じがしませんか?
この文章に「たとえば」を加えると、以下のようになります。

ネットで検索をかけるときは、自分の悩みや質問を解決したいときです。
たとえば、「ダイエット 成功」のキーワードで検索する方は、ダイエットを成功させるための情報を知りたいと思っているでしょう。

「ダイエット 成功」のキーワードで〜の一文を例として挙げていることがしっかりと伝わりますね。

なお、先述のとおり「たとえば」は、具体的な例を挙げて内容に説得力を持たせたいときに使用する接続詞です。
以下のような使い方は間違いですので注意しましょう。

家の近くにお気に入りの銭湯があります。
たとえば、いつも混んでいるので、できるだけ空いている時間に行くようにしています。

上記の文は、
お気に入りの銭湯がある。(本当はゆっくりしたいけれど)いつも混んでいる。
ということを伝えたそうですよね。

ここでは、逆説の接続詞である「しかし」もしくは「〜ですが」を使用するのがよさそうです。
書き換えると以下のようになります。

家の近くにお気に入りの銭湯がありますが、いつも混んでいるので、できるだけ空いている時間に行くようにしています。

2.というのも/理由としては

「というのも/理由としては」は、前に書いた内容に理由を付け加えたいときに使う接続詞です。
たとえば、以下のような文章があったとします。

ロゴを作成する際は色選びが大切です。
色には人の心理に働きかける効果があり、使用する色によって企業のイメージが決まると言っても過言ではないからです。

初心者ライターのときに、結論→理由で書く「PREP法」を意識しすぎて、上記のようなぎこちない文章になっていました。
「というのも」もしくは「理由としては」を使用すると、こなれ感を出せますよ。

①ロゴを作成する際は色選びが大切です。
というのも、色には人の心理に働きかける効果があり、使用する色によって企業のイメージが決まると言っても過言ではないからです。

②ロゴを作成する際は色選びが大切です。
理由としては、色には人の心理に働きかける効果があり、使用する色によって企業のイメージが決まると言っても過言ではないからです。

なお、以下のような使い方は間違った使い方ですので注意しましょう。

Googleマップで検索をかけるユーザーはほとんどの場合、今すぐお店に行きたいと考えています。
というのも、「渋谷 カフェ」と検索をかけるユーザーは、時間つぶしや気分転換にこれから渋谷のカフェを利用する可能性が高いと言えるでしょう。

上記の文では、前の文をよりわかりやすく説明するために、例を挙げて解説していますよね。
ということは、先ほど紹介した「たとえば」が最適です。
書き換えると以下のようになります。

Googleマップで検索をかけるユーザーはほとんどの場合、今すぐお店に行きたいと考えています。
たとえば、「渋谷 カフェ」と検索をかけるユーザーは、時間つぶしや気分転換にこれから渋谷のカフェを利用する可能性が高いと言えるでしょう。

3.加えて

「加えて」は、前に述べた内容にプラスαの内容を付け加えて説明したい際に使う接続詞です。
たとえば、以下のような文章があったとします。

IDやパスワードは、他人の目が届きにくいところで保管しましょう。
万が一IDやパスワードが漏洩した際にも被害が小さく済むよう、アカウントごとに使用するIDやパスワードを変えるのも効果的です。

上記の文章だと、直感的にわかりにくい感じがしませんか?
「加えて」を付け加えると、以下のようになります。

IDやパスワードは、他人の目が届きにくいところで保管しましょう。
加えて、万が一情報漏洩した際にも被害が小さく済むよう、アカウントごとに使用するIDやパスワードを変えるのも効果的です。

また、「加えて」は、以下の例文のように文中で使用することも可能です。

オレンジ色は、人をポジティブにしてくれる色であることに加えて、食欲を増進させる効果もあります。

なお、以下のような使い方は間違った使い方ですので注意しましょう。

ロゴデザインによって売上が大きく変わることがあります。
加えて、消費者はロゴを見て、無意識のうちにお店のイメージを形成しているからです。

上記の例文では、「ロゴデザインによって売上が大きく変わる」理由を次の文章で述べていますね。
そのため、ここでは理由を付け加える接続詞「というのも/ 理由としては」がおすすめです。
書き換えると以下のようになります。

①ロゴデザインによって売上が大きく変わることがあります。
というのも、消費者はロゴを見て、無意識のうちにお店のイメージを形成しているからです。

②ロゴデザインによって売上が大きく変わることがあります。
理由としては、消費者はロゴを見て、無意識のうちにお店のイメージを形成しているからです。

4.なお

「なお」は、前に述べた内容と違う事柄を補足する際に使用する接続詞です。
たとえば、以下のような文章があったとします。

マグネシウムは、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整などの働きがあります。
マグネシウムが多く含まれる食べものは、ナッツ類や海藻類、魚類などです。

上記の文では、マグネシウムの働きに加えて、マグネシウムを多く含む食べ物を補足的に紹介しているので、何かしらの接続詞を入れたほうがよさそうですよね。
書き換えると以下のようになります。

マグネシウムは、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整などの働きがあります。
なお、マグネシウムが多く含まれる食べものは、ナッツ類や海藻類、魚類などです。

なお、以下のような使い方は間違った使い方ですので注意しましょう。

インターネットは、さまざまなことを調べられて便利です。
なお、ネットショッピングをすることもできます。

「なお」は、前に述べた内容と違う事柄を補足する際に使う接続詞であるため、ここでは不適切です。
上記の例文の場合は、「インターネットでは調べものができる+αショッピングもできる」ということを伝えたいため、「加えて」が適切です。

インターネットは、さまざまなことを調べられて便利です。
加えて、ネットショッピングをすることもできます。

5.そのため

「そのため」は、「だから」と同じように使用される順接の接続詞です。

例文を見てみましょう。

ガラス瓶は重量があり、衝撃を加えるとすぐに割れてしまいます。
日々忙しい飲食店では、プラスチックやステンレス製のコップで提供したほうが、破損防止につながるでしょう。

上記の例文では、「ガラス瓶は割れやすい。だから、違う素材のコップを使用したほうがいい」ということを伝えたそうですよね。
接続詞を加えると以下のようになります。

ガラス瓶は重量があり、衝撃を加えるとすぐに割れてしまいます。
そのため、日々忙しい飲食店では、プラスチックやステンレス製のコップで提供したほうが、破損防止につながるでしょう。

なお、以下のような使い方は間違った使い方ですので注意しましょう。

購入後は点検・修理が必要ですので、購入先の店舗に問い合わせてみましょう。
そのため、点検にかかる費用は約5,000円です。

上記の場合は、前で述べた内容に「費用が5,000円」という補足情報を付け足しています。
よって、ここでは「なお」が正しい接続詞となります。

購入後は点検・修理が必要ですので、購入先の店舗に問い合わせてみましょう。
なお、点検にかかる費用は約5,000円です。

まとめ

接続詞を正しく使用すると、文章にこなれ感を出せます。
使いすぎるとかえって読みにくくなってしまうため、文章がうまくつながらない場合に使用するのおすすめです!
文章に行き詰まった際は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね😊

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