「自分はどんなデザイナー?」 ストーリー型自己分析で考える
こんにちは!これから新しい環境でデザイナー生活を始めるのですが、「改めて自分はどんなデザイナーなのか。」「今後の自分の変化を観測したい。」ということで、面接前に整理した自己分析を改めてまとめておきたいと思います。
※『ストーリー型自己分析』とそれっぽく書いているのですが、オリジナルです。似たようなやり方はたくさんあると思います。
なぜストーリー型で自己分析したのか
自己分析の方法はたくさんある中でなぜストーリー型にしたかというと、ゴールが「面接の限られた時間で自分を伝えること」を軸に置いたためです。限られた時間で自分を知ってもらうためには一貫したストーリーがが必要だと思いました。
実際に面接官はいろんな質問を投げかけてきますが、それらを通して
・この人はどんな人だろうか
・会社にあった人物像だろうか
を知るためです。であれば、先にストーリーを整理しておくことでゴールが面接官を同じになり、相手が知りたいポイントの情報を引き出せるようになると考えました。
「ストーリー化すると美化されてしまうのではないか?」と思うかもしれませんが、時間が短いからこそ自分はこんな人という印象をできるだけ強く残すのが大事だと思います。
質問に対して答え方はたくさんあると思いますが、事実ではあっても相手が「???」となって脱線しまうと伝えたいことに時間が割けなかったり、途中で時間オーバーになるとこの人のことはよくわからなかったという評価になってしまうかもしれません。
ストーリー型自己分析のやり方
Step1. テーマに沿うエピソードを選ぶ
実際に分析していくエピソードを選びます。私の場合今回のテーマが「自分はどんなデザイナーなのか」で、デザイナーになった経緯にヒントがありそうだったので「なぜデザイナーになったのか」をエピソードとして選びました。
就活中の大学生でいうところのガクチカみたいなものですが、客観的事実としての大きさより自分の価値観がよく表せるエピソードがわかりやすいと思います。
Step2. ひたすら「出来事」「行動」「感情」を時系列に書き出す
「出来事」「行動」そしてなぜそうしたのかの「感情」を思い出せるだけ書いていきます。感情を書き出すことで抜けている出来事や行動も出てくるので付け足していきます。
私の場合、もともと営業をしていて異動希望を出してデザイナーになったのですが異動希望を出すまでを書き出しました。
Step3. 起承転結に当てはめる
Step2 でひたすらつらつらとかいたものに起承転結をふっていきます。そして起承転結がわかるようになったことで見えてきたハイライト部分を目立つようにしておきます。
もちろんこのストーリー以外の様々な要因があってデザイナーになったのですが、冒頭の通り限られた中で伝える必要があるため一番わかりやすく自分に与えられた影響の大きいストーリーを選んで結論としています。
Step4. 簡単なストーリーとイラストを添えてまとめる
Step3 で一旦頭はスッキリすると思います。ただ後から見返したときにごちゃごちゃして何のことかわからなくなっては勿体ないのでまとめて直しました。
イラストを添えてまとめた理由としては感情変化をわかりやすくするためと、面接中横に置いておくのに文章だと読めないけどイラストならぱっとみて思い出せるためです。
(イラスト描けない系デザイナーなので、iphoneの絵文字みながら真似して書きました)
「自分はどんなデザイナー?」 の答え
デザイナーの知人と話していると昔からものづくりが好きだったという話をよく聞くのですが、自分の場合そうではないだろうけど何だろう…と思っていました。時よりTwitterなどでいくつかに分類したデザイナータイプが紹介されていてあなたはどのタイプ?などありますが、それだけでは結局自分はどんなデザイナーか表面的にしかわからないなと思っていました。
改めて自分で分析することで 「デザインそのものよりも、サービスが好き。」その中で、「サービスをよくする手段としてデザイナーの用いるアプローチが自分にあっていた。」ということが見えてきました。
※ 分析内容は一部を抜粋しているので結論飛躍してたらすみません
未来は過去の延長性上にあるものなので、こうして自分自身を知ることで次に自分が目指すべき方向が見えてきたと思います。
さて、これが2022年時点の考えですが転職によってやることは変わりますし、デザイナーを取り巻く環境も変わっていくと思います。定期的に自分はどんなデザイナーなのかは見つめ直して変化を観測していきたいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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