わたしの気まぐれ星日記#2
こんばんは、みなさん。
今日も、こちらの記事から着想を得た、気まぐれ星日記を書いていこうと思います。
今日は『おせっかいな神々』から『非常ベル』を選びました。
タイトルどおり、非常ベルが重要なキーワードとなっています。
内容は全く覚えていませんでしたね笑
あらすじはこんな感じです。
タイトルに加えて、このあらすじなら、結末は見えているようなものですが、あえて詳しくは書きません。
ただ、非常ベルの使い方が上手いなと感じました。
さて、まず私が気に入ったのは、ダイヤモンドに関する描写がいくつか書かれていたことです。
妖精の国の不死のホタル
地上に引き寄せられた空の星
凍結させられた朝の光
高貴で冷たい輝き
素晴らしくないですか??
ダイヤモンドひとつで4つも表現が出てくるなんて、(表現者の端くれとして)見習うべきポイントだと思いました。
あなたはどれが好きですか?
個人的には、「凍結させられた朝の光」が好きです。どれも素晴らしいですが。
私も何か一つ考えてみました……
「雪女の涙」とかどうでしょうか?
主人公のエフ氏のダイヤ泥棒にかける努力ときたら、それはもう素晴らしいものです笑
まずは目標の調査。飾られているダイヤが偽物だったら元も子もないので、エフ氏はダイヤに関する勉強をします。それから綿密な計画を立て、訓練を繰り返します。
ガラスの穴開けに、最初は5分かかっていたところ、20秒まで縮めるんですよ。すごくないですか?
そして子分に対する演技指導という名のパワハラ笑
ダイヤの描写以上に、エフ氏の努力の積み重ねが、詳しく、細かく書かれています。
そのエネルギーをもっと世の中のために使えないだろうか、というのが正直なところですが笑
とはいえ、エフ氏は物語の中の人物ですから、悪事を働くために生まれてきたわけです。それはもう(星さんという)神様が決めたことなので、覆しようもないこと。
あなたも才能の使い道には、お気を付けください。
余談ですが、私が中学生の頃、近所の図書館では、星さんの著書はほとんどが倉庫の方に保管されていたため、いつも司書さんに探してきてもらっていました。
それでは今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
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