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地元で感じた小さな世界

その日は良く晴れた秋の日だった。
平日だったけど、子供の保育参加があったので、仕事を半休にして、子供と一緒に保育園へ登園。

保育参加は参観ではなくて、ガチ参加。
先生と同じエプロンをつけて歌い、踊り、走り、ご飯を食べ、子供たちの世話をする。
保育士見習いみたいな感じだった。

子供たちの小さな世界

一緒に公園に行って、落ち葉で遊んだり、ドングリを拾ったり。
道に落ちている石の良し悪しを見定めたり。
公園から園へ戻る途中にある民家にある、信楽焼の狸にみんなであいさつしたり。

小さな子供たちの世界を垣間見ることができた。


さて、保育参加も終わり、仕事の前に昼ごはんを食べよう、と思い商店街を歩く。

商店街にある、インド人がやっているケバブ屋さん(複雑)。
ここのビリヤニ(炊き込みご飯)がおいしいというので、買いに行ったら売り切れ。

ケバブ屋さんなので、ケバブサンドを注文。

天気もいいので、子供たちと遊んだ公園に戻ってベンチの上で食べた。

外で食べるって気持ちいい!

キャベツがいっぱい、お肉もいっぱい。チリソースが辛くていい感じ。

それから、ベルギー人の同僚に小さなプレゼントをしたくて、商店街にあるLeonidasというベルギー王室御用達のチョコレート屋さんでチョコレートを調達。

ベルギー人にベルギーチョコを渡すのはかなり挑戦的だが、彼は何年も故郷に帰っていないというし、実際ベルギーに住んでいると高級なチョコレートはほぼ食べたことがないと言っていたので、故郷の風の風邪を少しでも感じてもらおうと、ベルギーチョコをチョイス。

なんでこの小さな町にベルギーチョコの店が?!?!東京にあるような割と高級系のチョコレート。

毎週空輸でチョコレートが運ばれてくるそう。

町にあるベルギーへの入り

私にも一つ、季節限定のチョコを買った。

栗のペーストが入ったチョコ。100g280円。260円くらいだった。お高級!

このチョコレートを食べながら淹れたてのコーヒーを飲んで午後の仕事スタート。

コーヒーはコスタリカの豆。
コーヒーメーカーから香ってくるコーヒー豆の癒しの香りが部屋を包む。

私は機械系メーカーで働いていて、仕事内容は海外販売会社のサポート。
午後はヨーロッパ拠点が動き始めるので、ヨーロッパ拠点やヨーロッパのお客さんと電話会議。
この日はオーストリアのお客さんと電話会議。
ブチギレてて、かなり怒られた。


気がつくと、小さな街の片隅で、
世界と繋がっていた。

トルコ、インド、ベルギー、オーストリア、コスタリカ。
大人の世界だけではなくて子供の世界。

半径1キロ以内の話なのにたくさんの世界と繋がったと感じた1日だった。

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