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僕から君へ

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一目惚れから始まった大学生活の話。 いつか君へ届きますように。 これは大学生活最後のお手紙。
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#一目惚れ

さよならと君へ

さよならと君へ

大学から定期的に送られてくる学生紹介の冊子に、君が映っていた。

決められた質問に対して、自分の答えを紙に書き、それと一緒に映るという、大学パンフレットでありがちな内容だった。

“クリスマスに欲しいもの”

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結局、あの講義の後は席が隣になることも、話す機会もなく、いつの間にか冬休みを迎えていた。

何か分かったことと言えば、君は上京して大学に来たということ。

実は別の講義も被っていた

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図書館と君へ

図書館と君へ

人生で一度だけ一目惚れをした。

大学の図書館で書物の整理をしていた君は、外から差し込んでいた太陽光と相まって特別輝いているように見えた。

小柄で、落ち着いた色のニットの上に、特に意味のなさない図書館特有のエプロン。そしてスキニー。

かわいい。

この言葉を意図もせずに口に出してしまったのは初めてのことだった。

君に聞こえていなかったことが唯一の救いである。

例えるならば、麦本三歩を実写化

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