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日記

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日々の所感を述べます。
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記事一覧

Twitterアカウントがあることを認知していながら、Twitterでは無くここで、周りの方々の環境やその者の個人的経験など一切気をつかうことのない、小生の奔放で、すなわち完全な自由の投稿を求めている人っているのかな。どれだけ更新できるか先のことは皆目わからない不安定な現在だが。

はる
1年前
8

『金閣寺』

 ある面において、僕は三島由紀夫も僕と同じ様なものを抱えていたのだと思っている。僕は自分…

はる
3年前
8

言葉にできぬ咆哮

何もかもが嫌で嫌でどうしようもなく、人生を悲観し世の中を呪い、憔悴し尽くしては無気力とな…

はる
3年前
3

「頑張れ」という。安易にな鼓舞ではないだろう。「鬱患者に斯く言葉は禁句」とは陳腐だが、森田正馬を信奉している私にはさに非ず。その言葉に留意すべきは急性期だけだ。
だが、私はもう頑張れぬ。自覚する限界近くまではした。猗窩座における小雪の様に、ただ抱擁してもらいたい。愛する人に。

はる
3年前
6

眠るのが怖い。朝起きたときが最も心萎えてしまうから。それは日内変動というような概念だけで説明できるものではなく、身中に刷り込まれてしまった原初的不安や恐怖の如き感覚。萩原朔太郎は夢を古代から連綿引き継がれている根源的何かと捉えたが、私の入眠は私に底流する負なるものを惹起させるのか

はる
3年前
2

観念

「わたしは良心を持っていない。わたしの持っているのは神経ばかりである」         …

はる
4年前
5

母との思い出

 今、これを書く段になって眼窩に涙が溢れてきた。予期せぬことであった。鬱々と頽廃した気分で綴ろうとしていたからだ。義絶するような心持ちさえ感じていたからだ。  涙はお母さんのことを考えたせいだ。僕は母をここでは「お母さん」と表記する。それは、この言葉の響きにこそ、僕のお母さんへの思い、愛情の歴史が充溢しているから。  僕の机の引き出しにはお母さんの昔の写真がある。僕はこの写真を自慢気に幾人かの友人に見せていた。写真にはお母さんの美しさが如実に現わされている。それは若さゆえの生

ク・ハラの死I

 ソルリも自殺してしまったし、名も無き大衆もまた今日も明日も自殺している。  五木寛之は…

はる
4年前
5

沈黙

暫く沈黙してしまいました。抜き差しならぬ問題が決定的に顕在化したが為です。夭逝されたク・…

はる
4年前
4

削除

 昨夜、一身上の都合によりTwitterを削除しました。当該SNSからの小生に対するこちらへの反応…

はる
4年前
2

心身の調子が悪く、本日は更新できません。読んでくださっている方、いつもありがとうございます。感謝しております。故にご報告致したく存じました。

はる
4年前
1

とても、とても苦しくてどうしようもなくなってしまいそうな、そんな時があるんだ。私はどうしたらよいのかわからなくて、右の手のひらで心臓のある部分を覆っている服をぎゅっと力強く握る。動悸が激しいのを抑えるように。理性を保とうとするように。そうして、ただ時間だけが酷薄と刻まれていくんだ

はる
4年前
1

私には未来がみえないのです。人は何かの為にこそ生きる事ができます。つまり、道の先です。眼前が暗澹たれば、人は人としての人格を喪失します。他者の顔が無いカオナシになるのです。カオナシは道がなかった。だが、千尋と出逢い深い底の中で道、未来、何かの為の自分を見出したのです。私にはだが…

はる
4年前

如何なる状況、状態であれ、動いていた方が間違い無く健全である事を私は知悉している。陳腐な文句だが、行動の中にこそ暗闇を穿ち得る希望の可能性はある。然るに、私は未だ活動出来ていない。この矛盾に蔵しているものは抽象すれば苦痛であろうか。活動は生の胚珠だが、主体的活動の苦は私を臆させる