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いのちの時間

北海道は、田んぼにも水が張られ、田植えが始まったようですね〜😁
いのち輝く季節の到来です✨✨
水曜日担当 公認心理師でたいわ士の高杉ゆう子です。

先週から今週にかけて、幼児の痛ましいニュースが、世間を賑わせてますが…
そんな、心痛む報道を目にすると、いつも思い出す数字があります。

1:29:300

「ハインリッヒの法則」と、言って、1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、
さらにその背後には、事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの。

こんなに重大な事故が、報道されてる他に29件も起きてるんですよ。
考えただけでも、ゾッとする。

事件とは無関係な人が考えてる以上に、ことは重大なのかもしれません。

さて、そんな中…
とても嬉しいご連絡を頂きました。

学校で、思春期に差し掛かろうとしている子どもに、
「いのちのおはなし」を、聞かせたい…
と、言うご依頼でした。

いつもご依頼をいただいてる小学校は、PTAの予算組みをされているところや、予め、使えそうな補助金を手配されているところなど、
いろいろと、お伝えしました。

何度かメールをやり取りしている中で、なんと、聞かせたい子が、保育園時代に、いのちのおはなしを聞いていたことが判明‼️
その時に、お母さんに、いのちのおはなしの内容に感動したことを、一生懸命伝えてくれたんだそうです。
そして、思春期に突入しようという今でも、感動したことだけは、覚えている…と…

それだけでも、小躍りするほど嬉しかったのですが、
お母さまも、過去に、いのちのおはなしを聞いたことがあったそうで、
子育ての中で、何度も思い出した瞬間があったと…
誰が話していたのか、調べて調べて、再び私に辿り着いて下さったのだそうです。

いのちのことを伝え初めて10年余り経ちますが、
とてもとても嬉しいご連絡でした。
小さい子どもたちのいのちが奪われるような出来事が多い中、
一人一人のいのちが、どれほど奇跡なのかを、声高に伝える必要があるのではないか…
と、考えていた矢先の出来事でしたので、
そう考えている大人が、私だけではないという、心強さを感じました。

私たちのいのちは、尊くて美しくて儚い…

精子と卵子が出会い、わずかな確率でこの世に生み出され、乳児期、幼児期を経て思春期を迎え、無事、大人として生きられる確率など、数字にすれば奇跡に近い。
そして、大人になったって、いのちなどいつ終わるのかなどわからない中で、
人と人の出会いなど、ほんの一瞬に過ぎません。
ましてや、偶然居合わせた講座での出会いが、一生に一度の交わりかもしれない。

家族もそうです。
自分が生きている時間の中で、幼い我が子と同じ時を過ごせるなど、
ほんのわずかな時間かもしれないのです。

一緒に過ごせる時を、愛しめるような生き方をしたいものです。


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