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怒るの禁止|萩原紀行『野菜もひとも畑で育つ』#読書記録2023

今週も引き続き網野善彦を読みつつ、のらくら農場の萩原さんの本を読んだ。おもしろくてすぐ読み終えちゃった。

全体を通して農業の奥深さを感じられるんだけど、農業にとどまらずあらゆる仕事に言える話も多くて(チーム作りとか仕事に取り組む姿勢とか)、自分の仕事のことを考えながら読んだ。

社会人になってからもうすぐ1年になるけど、受験勉強でも研究でも仕事でも、ある目的に向かってやるべきことを考えて日々のやることに落とし込んだり、仮説を持ってやってみて結果を振り返って修正してまたやってみたりするのは、何事も一緒なんだなあと感じる。違うことしてるけど、同じことしてるなあって思う。

農業も同じなんだなあって感じた。とはいえ実際やるのは難しかったり、やってみないとわからないのもきっと同じなんだろうなあって思う。

違うことと言えば、受験勉強も研究も自分1人でやっている時間が多かったけど、仕事は他者とのコミュニケーションがたくさんで、私はそれがあまり得意じゃないからストレスに感じてしまうことも多い。他人は変えられないからと思って自分の出方を変えるけど、それも簡単じゃないし。

「怒るの禁止」の話を読みながら、最近はぷりぷりしてることが多かったのを反省して、できるだけにこにこ仕事できるようにまたがんばろう〜〜〜と思った。せっかくならご機嫌な毎日がいいもんね。

哲学や理念をもって、まっすぐに何かをしている人はすてきだし、そういう人の話はわくわくして元気になる。読後感がとてもよい本でした。


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