ハル

"自由気ままに"

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最近の記事

母方の祖父の話

みなさん、お久しぶりです。 体調お変わりないですか?? 今日は少し、私の祖父の話を させてください。 母方の祖父は今から20年前に 脳梗塞で倒れ、右半身麻痺になりました。 倒れた当時私は4才。 それ以前の祖父の記憶は無く、 気づいた時にはずっと右半身麻痺でした。 20年前からずっとデイサービスに通って いましたが、幼い私は祖父がどこへ 出掛けているのか分からず、 そんな私に祖母は 「じいちゃんはお昼寝しに行っている」と 説明していました。 実際はきちんとリハビリ受け

    • 神様のカルテ

      私が好きな本を好きなように語るシリーズPart2 前回は"かたつむり食堂"を語りましたが、 今回は名作"神様のカルテ"を語ります。 最初にいいます、今回は長くなります。 作:夏川草介 シリーズは、 神様のカルテ、2、3、エピソード0、新章と ありそのどれもが名作です。 無論、単行本で全て集めるほど 大好きな作品。 神様のカルテに出会ったのは 確か中学1年生の冬でした。 丁度弁論大会という 学校の行事があり、ネタ探しで向かった 本屋さんで表紙買い。 絵が可愛かったか

      • 素晴らしき世界

        誰にだって 青春を共にしたアーティストがいると 思うんです。 ある日突然出会って 恋に落ちるように深く、深く 惹かれていく。 そんなずっと応援したいと思える アーティストに出会えるって素敵なことだと 思うんです。 中学1年生の時 私は嵐に出会いました。 正確には小学6年生の 鼓笛パレードでHappinessを 演奏したのでそれが1番最初の 嵐との出会いですが、その頃は Happiness=嵐と認知していませんでした。 すでにあんなに人気だったのにね。 そんな芸能界に

        • センチメンタルな夜は

          最近、真夜中に仕事をしながら zanpanさんの"コーヒーに慣れて"を聴くと なぜか涙が出ます。 「笑えない日々を僕達は笑う」 そんな歌詞から始まるこの曲は センチメンタルな夜に突き刺さります。 あの頃自分で選んだ道のはずなのに いつの間にか大人になって、 いつの間にか大変で。 仕事への愚痴も悩みも尽きないけれど 自分が思った通りに仕事が出来ない 自分に1番嫌気が刺す。 容量悪いなって痛感するし、 なんでこんなことしてんだろって 投げ出したくもなる。 深夜の仕事は

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          心配さん

          「あー、心配、心配」 いつの頃からか私の頭に住み着く心配さん。 初めての場所 初めて取り組むこと 慣れない作業 などなど… 心配さんは不意に、でも結構な頻度で 「あー、心配、心配」と現れます。 思えば、 幼稚園児の時は謎に毎日行きたくないと 泣き叫んでいたし、 小学生の頃は「食べたらお腹が痛くなるかも…」と 不安でいつも給食を残していたし、 いまでも旅行先などで夕飯を食べる時 楽しいはずなのに、なぜか胃が痛くなる。 小さな頃から今まで心配さんの仕業だろーと 思い当

          心配さん

          ばあちゃんのスパゲッティ

          スパゲッティが食べたいなー。 ふと思い立って、休みの日に 昼間からミートソースを仕込みました。 無心で野菜をみじん切りにし、 トマト缶を加えて煮込みながら そういえば、小さい頃母方のばあちゃんが よくミートスパゲティを作ってくれたのを 思い出しました。 ばあちゃん家までは車で15分程なので 週に1回は母と弟で遊びにいっていました。 たまに、お泊まりをしたり 母の帰りが遅くてばあちゃん家で 夕飯を食べる時があると ばあちゃんは決まって、 「カレーがいいかい? スパゲッ

          ばあちゃんのスパゲッティ

          食堂かたつむり

          小説っていいよね。 以前、"どんくまさんのパン"で書いた通り 小さい頃から本が好きでした。 小学生になると学年が上がるにつれて 分厚い本を読めるようになりました。 学校の夏休みの貸し出し図書は、 「1人10冊まで」と言われたら もちろん10冊借りる子供で、 借りてきた本10冊を1日で読み尽くした時は 親からさすがに引かれました。 よく地元の図書館にも行きました。 お気に入りだったのは、 ・わかったさんシリーズ ・こまったさんシリーズ ・ぼくは王さまシリーズ ・たか

          食堂かたつむり

          指パッチンのAくん

          指パッチンがずっと出来ませんでした。 音楽などを聴いている時や、 何か閃いた時にやるあの仕草です。 小さな頃からあの指パッチンに妙な 憧れがあり、よく真似をしていたのですが 何度やっても上手くいかない。 パチンという軽快な音なんて全くダメで いつもいつもカスっという音ばかり。 そんな私を見て自慢気に指パッチンを してくる男の子がいました。 それが指パッチンのAくん。 Aくんとは、 幼稚園、小学校、中学校、高校と 15年間一緒という私の人生の中でも 数少ない腐れ縁の

          指パッチンのAくん

          弟の話

          5つ下の弟がいます。 一姫二太郎な兄弟はとっても 仲良しなわけでもなく、 とっても仲が悪いわけでもない 至って普通の兄弟です。 弟はトマトと豆腐が嫌いです。 人に頼まれごとをされると断れないタイプです。 身長は小さめで、ひょろっとしてます。 弟は低体重児でした。 出生時約1500g。 2ヶ月早く出てきたせっかちボーイ。 生まれてからすぐ保育器に入り、 退院したのは3ヶ月後くらいだったかな? 家に弟が初めて帰ってきた瞬間を うっすら覚えています。 予想より遥かに小

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          難しい話

          社会人2年目になりまして 先日、中途採用で新しく入ってきた方に 業務を教える機会がありました。 私よりも2歳年上。 緊張していました。私が。 2日間説明しながら一緒に業務して3日目に ある程度の流れが出来るか見守る。 そんなスケジュールでした。 その方は言い方は少し悪くなりますが 決して手際が良い、物わかりが良い タイプではないと先輩に聞いていたので ゆっくり、1つ、1つ丁寧に説明している つもりでした。 大袈裟かもしれませんが、1歩間違えれば 利用者の命に関わる業務

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          パンの日々

          最近のマイブームはパン作りです。 高校生の頃、ベーグルにハマり 毎日のようにベーグル作りをしていました。 ですが、 ベーグルブームは自然消滅してしまい、 最近はパン作りをしていませんでした。 だがしかし、先日、ふらっと立ち寄った 福島県会津若松市の"會ベーグル"さんの ベーグルに感動してパン作り熱が 再び戻ってまいりました。 本当に美味しいベーグルでした。 「今回のパン作りブームでは ベーグル以外を作ってみよう」 そう思い立ち、初めてのレシピに 手を出したら こ

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          父の話

          「20歳になったら2人で飲もう」 はるか昔、お酒好きな父と約束して 気づけば23歳。 家では1度だけ2人で飲みましたが、 口数少なく、お互いテレビを観てた。 いまだに2人で外で飲んだことはありません。 口では言わないけれど 父がこの約束を大事に、大事に 私が誘うのを待ってくれていることは わかっています。 20歳以降、私の誕生日にお酒を プレゼントしてくれるのが なによりの証拠です。 それなのに私はなかなか 「行こう」といってあげられません。 仲が悪いわけではない

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          華のSeventeen

          高校生は最強です。 なにが最強?って聞かれると 上手く説明できないけど、 とりあえず最強なんです。 思えば、私が大学生の頃は 高校生をみると怖いと思っていました。 ほんの2、3年前まで自分も女子高生だったのに。 なんでもできちゃうあの勢いと フレッシュさに圧倒されて、 少しずつ自分の衰えを感じていたけど 心の中ではまだ負けてないぞ!って勝手に 反発した結果、生まれたのは 「怖い」 という気持ちだったのかもしれません。 そんな大学生活も終了し、 社会人2年目。

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          ジブリ飯の世界

          某テレビ番組のタイトルそのままみたいな 本日のテーマは、そう、 ジブリ飯です。 スタジオジブリ作品は小さい頃から 何度も 何度も 何度も 何度も 何度も 観てきました。 もう、セリフアテレコ出来るんじゃない? ってレベルです。 皆さんはどの作品が好きですか? ちなみに、私は猫の恩返しが1番好き。 ジブリ作品の中で出てくるご飯って なんであんなに惹き付けられるんでしょうね? 三鷹の森ジブリ美術館でもジブリ飯を メインテーマとした企画をやっていた くらいですから、

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          管理栄養士のつぶやき

          管理栄養士をしています!というと 7割の方には日々厨房で大量調理をしていると 思われる気がします。 ちょっと栄養に詳しい調理の若手。なんていう 表現に近い感じで。 管理栄養士!凄いですねーとなります。 いや、確かに厨房にははいりますけども。 管理栄養士の腕の見せ場は 料理というより指導力だと私は思っています。 みなさん、大抵渋いお顔になりながら 受ける栄養相談。 いかにいい歳の大人の皆様に説得力ある 説明ができるか。 子供たちがいかに興味を持ってくれる 指導ができ

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          カウンターのススメ

          カウンター席って魅力ありません? ひとり飯なんのその系女子的に カウンター席があるお店はありがたい。 いくら1人で飲食店に入ることに 抵抗がないといっても 4人掛けのテーブル席に案内されると ちょっと落ち着きません。 さらにお店が混んできたりなんかしたら 「1人で4人掛け占領しちゃってるよ、私… すみません…」ってなります。 さらに、さらに言うと 1人で2人掛け以上の席に案内されると 座る場所に迷います。 店内が見渡せる席か 窓や壁に向いている席か… どっちもなん

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