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華のSeventeen

高校生は最強です。

なにが最強?って聞かれると
上手く説明できないけど、
とりあえず最強なんです。


思えば、私が大学生の頃は
高校生をみると怖いと思っていました。

ほんの2、3年前まで自分も女子高生だったのに。

なんでもできちゃうあの勢いと
フレッシュさに圧倒されて、
少しずつ自分の衰えを感じていたけど
心の中ではまだ負けてないぞ!って勝手に
反発した結果、生まれたのは

「怖い」

という気持ちだったのかもしれません。


そんな大学生活も終了し、
社会人2年目。

あんなに怖いと思っていたのに
今は高校生をみると
「可愛い」と思うようになりました。


彼女、彼らたちの存在そのものが青春で、
甘酸っぱくて。
なんて微笑ましいんでしょう。


そして実感する。

私が大人になったってことか。


大人になったというと聞こえはいいですが、
まぁ、年取ってきたという訳です。
あんなにまだ負けてないぞ!って反発してたのに
気づけば、いつの間にか負けを認めてました。


この気持ちの変化につい最近気づきました。


じゃあ、私はどんな高校生だった?って
思い出してみましたが、飛び抜けて
紹介するようなエピソードはありませんでした。


勉強が特別優秀だったわけでもなく、
バド部でもエース選手だったわけでもなく、
スカート短くするなんて度胸もなく、
学級委員長や文化祭委員長をするわけでもなく、
33人いたクラスの1人として
存在していただけでした。



でも、その"普通"とよくいうような
私の高校生活も大人達からは
青春って見られていたんだろうな。
あの頃は気づかなかったけど。


毎日自転車漕いで学校に通って
休み時間に友達とおしゃべりして
コンビニでアイス食べて
人並みに恋をして


なんか、字で並べてみたら
すごく青春じゃん。


よく、
俺が高校生の時は〇〇をしたんだ!とか
華のSeventeenなんだから弾けなきゃ!とか
あーだこーだ、大人は言ってしまいがちですが
そもそも存在自体が青春の彼女、彼らに
そんなアドバイスは不要なわけで。



特別なことは何もしなくたって、
毎日がキラキラしてる。
それが高校生なんだなーと。
本人達は気づいてないだろうけど。


高校生を温かく見守る
そんな大人になれたらなと思います。


やっぱり

高校生って最強だ。



本日のひとこと
毎日、夏の匂い。すでに溶けそう。





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