死ぬまで学び続けるには
今年で30歳になり、毎日読書をする習慣が身に付いた。
その中でも印象に残って、読み返す言葉がある。
それは江戸時代の儒者・佐藤一斎の「言志四緑」の言葉である。(佐藤一斎とは、歴史の偉人である西郷隆盛に影響を与えた人物である)
少にして学べば壮にして為すことあり
壮にして学べば老いて衰えず
老にして学べば死して朽ちず
読んで字の如し、
「学びは一生大事である」と説いている。
人は皆、志しによって生かされる。
志しさえあれば誰でも一角の人物になれる。
若くして志しを立て、コツコツ続けると中年で一つの形に到達できる。
そこから再び努力すると一生の物となる。
身につけた物に満足せず、志のもとで更なる工夫をすると初めて人々に喜んでもらえる物、サービスとなる。
歳を重ねて衰えず、末代まで語り継がれることで、その人の人生が高いレベルであったとなる。
有名になると、自分が偉くなったと人は勘違いをする。
政治家が汚職したりするのが分かりやすい例だ。
そうならない為に、原点の言葉に立ち返る。
安岡正篤氏の言葉を借りると
「有名無力ではなく、無名有力」
欲張らず、威張らず、貪らず、驕らず
常に謙虚で在りたいものだ。
以上、
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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