ムカつく上司をぶん殴る方法【連載:第一回目】゚A`)≡〇)`Д゚).・;'∴
【連載:第一回目】
◆◆
ムカつく上司がいる。
便宜上、今回は「上司」という設定にしたが、
ターゲットは何でもいい。
一度物申してやりたい、ぶん殴りたい。
一泡吹かせたい、ギャフンと言わせたい。
だが、できない。そんな相手がいたとして。
具体的に、どうすればいいのか。
いくつか方法があるが、
まず一番最初にやらなければならない事がある。
殴りたいけど殴れない、という、
マインドセットを変えることだ。
この殴りは、俺の愛なんだ、でも何でもいい。
俺の殴りが正当化出来る、なんらかの理由が必要だ。
その理由の本質は、周りの納得を得るためではなくて、
自分自身からのツッコミに対する反論であり、
自分自身を納得させるためのロジックなのだという事を
忘れてはならない。
ここの方針をしっかり作り込んでおかないと、
その後の行動自体がブレてしまうし、
肝心のパンチの威力が落ちてしまう。
せっかくお見舞いする殴りを最強の一手にするための仕込みの部分だ。
会社で言うところの経営理念にあたる部分であるから、
全力で挑まなければならない。
そして、
殴りたいけど殴れない理由をリストアップして、1個1個潰していこう。
俺は、私は、なぜ、殴れないのか。
例えば、
1)怖いから→
着ぐるみなのだと割り切る。
以外と中身はツンデレだったりする。
そして生き物が、
年がら年じゅう、24時間、1年中怖いはあり得ない。
ガードが緩むタイミングは必ず存在する。
ギアがハイからローに切り替わる時が必ずある、
エンストを起こす時は間違いなく来る、
例えば生きていれば必ず寝るはずだ、そこを突く。
煙草を吸っている時、ガードが緩んでいる喫煙所を狙う、など。
相手は宇宙人だから、人間扱いしなくてもいい、
例えば虫を足で潰す時に、怖いもクソもあるのか?など。
2)痛いから→
鍛えればいい、グローブをはめる、など。
自分が痛いということは、相手に効いている証拠でもある。
酒で痛みを消す、お前は痛いかも知れないが、俺は痛くない、
お前はアニメキャラだ、など。
骨を直接殴るわけではないから、
皮膚がある分だけ、ダメージは減少するはず。
相手に与えるダメージを考えれば、
自分の拳の痛みなど、所詮、瑣末な問題。
たいした問題じゃない。別に死ぬわけじゃない。
肉体の痛みよりも、精神の痛みの方がしんどい。
だったらいっそ、殴ってしまった方がいい。
3)嫌われるかも知れないから→
逆に殴ると、好感度が上がる場合もある。
殴るべきタイミングには、きちんと殴り返してあげるべき。
殴りはコミニュケーション。
キャッチボールの玉を相手に投げ返してあげる必要がある。
相手から誘って来ているのだから、殴らないのはかえって失礼。
相手の意見を尊重して、一人の人間として、あえて殴る。
マゾで寂しがりという可能性もあるから、
その場合は構ってやった方がむしろ喜ぶ。
痛いと感じる変態かも知れない。
本性は一度殴ってみないと分からなかったりする。
同じ痛みを味わう事で、連帯感、仲間意識が芽生えるかも知れない。
だから戦略的に殴るのはアリ。
余談だが、私の一番殴りたくなる男は、
「男と女は、寝ないと分からない」だとかいう男だ。
どう考えても、寝ても寝なくても女心など分からない顔をしている。
そんなヤツは問答無用で殴ろう。
マインドセットの問題が解消したら、
次に具体的な方法、行動を決めるフェーズへと移ろう。
(/続く)
◆◆
第二回目↓
サポート、ポチッと大歓迎だよわあい☆彡