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カナダ生活のスタート

今回は、カナダに到着してからのお話。

前回の続きですので、
お時間があれば、下記のページも読んでいただければと思います。


カナダに到着したのは1月31日の午前中だったと思います。
空港の外は真っ白な銀世界。
空気はとても冷たく、
呼吸をするのが困難だったことを覚えています。


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この時、初めての海外生活だったので、
私はホームステイを選択しました。
今となっては、この選択は間違いだったような気もしますが。。。
ホームステイに関しては、改めて別の機会に話したいと思います。


私が降り立ったのは、カナダのピアソン国際空港。
これから始まる新しい生活にテンションが上がったのは
日本を出発し、ピアソン国際空港に到着するまでの
わずかな時間だけでした。

実際に到着すると、
体感したことのない寒さで呼吸はできないし、
日本語は通じないし、
空港からホームステイ先までのコンダクターはどっかに行ってるし。。。

焦りが湧いてきました。

前回も言いましたが、
ある程度の英語力は身につけたと思って、
カナダに来ました。

しかし、全くと言っていいほど、通じない。。。

びっくりするほどコミュニケーションが取れない。

何もできない。。。

コンダクターをやっとの思いで見つけても、
会話ができず、
ほぼ無言のままホームステイ先へ。。。

しかも、私この時に勘違いしていたのが、
コンダクターとホストファミリーが同じ人。。。
そう思っていたのですが、
コンダクターはただのタクシーの運転手でした。。

ホームステイ先に着いたら、
ここだよ!!って感じで車から降ろされ
チャイム鳴らしたら出てくるから、
そこで待ってな!!みたいな感じで放置されました。

本当はもっと細かい指示を出してくれていたのかもしれませんが、
当時の私の英会話力では全てを理解することなど不可能であり、
何も分からないまま、玄関の前に立っていました。

興味本位でチャイムを鳴らすと、
家の中から、赤ちゃん連れのママが出てきました。

すんごく歓迎された感じなのは分かるのですが、
何を言ってるのか分からん。

そして、ジェスチャーでやりとりをしながら
家の中に案内されました。

先ほども言ったように、ホームステイに関しては
また改めて共有しようと思います。

ここから過酷なカナダの生活がスタートしました。

家の中では日本語が通じない。
家の外でも日本語が通じない。

正直、生きていけるのか不安になるものでした。

周りを見回しても、日本人が見つからず、孤独を感じて、
ホームシックになっていたのを覚えています。

基本的に、私はなんとかなる精神で、どんなことにも怖気付くことなく
何事にもポジティブに行動するタイプの人間なので、
ホームシックなんかかからないだろうと思っていたのですが。。。

ここまで、精神を追いやられるとは思ってもいませんでした。


明日から三回にわたって、
カナダでの生活について書いていこうと思います。
テーマとしては
・日本人との出会い
・シェアハウス暮らし
・飲み歩きがもたらしたもの

お時間があれば、引き続き読んでいただけると幸いです。

Harry


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