初めてのシェアハウス

前回まではこちら↓

今回は、シェアハウスについて書いていきます。

今では、日本でも認知度が上がってきたシェアハウス。

ですが、一昔前は寮生活を除いて
他人同士が一つの家で共同生活するなんて
考えられなかったと思います。

私自身も、他人との共同生活は当時付き合っていた彼女との同棲くらいで、
全く知らない人と共同生活をしたという経験はありませんでした。

ですが、前回も書いた通り、
人と接することに積極的になっていた私は、
人生初のシェアハウス生活を
海外ですることになりました。

家の探し方

まず、家の探し方ですが、
私の場合、カナダで出会った日本人に紹介されて
シェアハウスの物件を契約しました。

日本でもそうですが、
海外において人とのつながりはとても大事なもので、
コネがあれば自分に有利に働くことは間違いありません。
日本では、コネ入社やコネ入学などコネクションを使って
物事を進めることに否定的な意見がありますが、
私としては、コネを使えるということは
その人自身の能力の一つであると考えているため、
むしろ歓迎すべきだと思います。

そんなこんなで、私はコネを使い、
ビザなしの日本人が普通では借りることのできない
シェアハウスの賃貸契約の締結に成功しました。

私の場合はこのようにコネを使って
部屋を確保しましたが、
そんなコネなんかない。
というか、そもそも信用できる知り合いがいない。
など、自力でどうにかしないといけない状況に置かれている人が多いと思います。

そのような方にお勧めの家探し方法があります。

＊お勧めの家探し↓
(後日、家探しに加え仕事探しなどの方法についてまとめたものを共有します）
よろしければ、フォローしてお待ちください。

現時点で簡単に紹介するならば、
現地の日本人向けの求人案内や家探しのサイトです。
カナダ⇨e-maple(http://www.e-maple.net)
オーストラリア⇨日豪プレス(https://nichigopress.jp)

各国にこのようなサイトがありますので、
こういうのを利用することで周りに頼れる人がいなくても
家探しをすることができます。
記載に関しては日本語ですし(中には英語もあり)
ほとんどが現地にいる日本人が投稿しているため
電話やメールのやりとりも日本語で大丈夫な案件が多数です。

シェアハウスの中身

話が少しそれましたが、
無事に家を見つけた私は、
初めてのシェアハウス生活をスタートさせることになります。

私が生活していた家は一軒家で
部屋はベースメント(地下)です。
個室タイプで、キッチンとバストイレが共用です。
あと、洗濯機とかも共用です。

一軒家のほとんどが地下に部屋があるタイプだと思います。
日が当たりにくい分、家賃は１階よりも安め。
私の場合は住人全員が留学生で
オーナーが別の家に住んでいるタイプでしたが、
地上階(1F,2F...)にオーナーが住んで、
地下の部屋に留学生などの別の住人が部屋を借りて住むタイプもあります。

ちなみに、私が住んでいた部屋の家賃は
CAD450(¥36,000 当時のレート) / 1ヶ月
でした。

当時の家賃で言うと、まあまあなランクでしょう。

安いところはCAD100 / 1ヶ月
高いところはCAD5000 / 1ヶ月
などピンキリですが、
部屋を探すときは、安すぎると
部屋が汚かったり老朽化が激しかったり、
また、治安の悪い場所やオーナーがいい加減な人間だったり。。。
問題のある物件がほとんどです。
正直、お勧めしません。
と言うか、やめたほうがいいです。

高いところは本当に高く、
部屋が広かったり、駅近だったり、コンドミニアムだったり。
とにかく、快適な生活を送ることができます。
お金に余裕がある人は、一度暮らしてみてもいいかもしれません。

大体の目安(私の個人的主観)ですが、1ヶ月の家賃
①CAD350以下　　　やめた方がいい
②CAD350〜650　　シェアハウスとしては普通
③CAD650〜950　　アパートメントタイプに住める
④CAD950以上　　　コンドミニアムの一部屋が借りれる

＊部屋の選び方↓
(後日、詳しくまとめたものを公開します)

留学生ばかりの住人

私は家賃¥36,000の部屋に住むことになったのですが、
住人は私以外日本人はいませんでした。
内訳は、
インド人(男性)・中国人(女性)・台湾人(女性)・韓国人(女性)・ポーランド人(女性)
そして私の男女混合６人です。

全員が留学生で大学やインターンのためにここで生活していました。
ちなみに私も大学に行ってはいましたが、途中でやめました。
その理由については、明日お話しします。

人種の違う６人での生活は文化や母国語が違うため、
大変なように思うかもしれません。
特に気になるのが、人種間の争い。
例えば反日運動が中国や韓国ではよく起きていましたよね。
私がカナダにいた時も、ちょうど反日感情が高まっていた時期でした。
しかし、驚いたことにカナダにいる中国人や韓国人は
全くと言っていいほど反日感情はなく、
むしろ、日本人大好きな人が多かったような気がします。
これは、私の個人的主観ですが、
自国から出て、世界を知っている人または知ろうとしている人は
冷静に客観的に物事をみることができ、
一方からの言い分を鵜呑みせずに、
お互いの意見を総合的に判断していると思います。
なので、反日感情が湧いてこないのでは？と思います。

ですので、私の周りの人たちはそれぞれが相手を思いやり、
また、相手の立場に立って物事を考えることができたため、
大きなトラブルに発展することはありませんでした。

最初は少しぎこちなさがありましたが、
６人での生活はとても楽しく有意義なものでした。
気がつけば、毎晩のようにホームパーティーという名の飲み会を開き、
休みが合えば一緒に買い物や映画を見に行ったりと
とても仲の良い友達になっていました。

最後に

私は、このシェアハウスでの生活を通して、
仲の良い友人を手に入れることができただけでなく、
国や地域の違う人と共同生活をする難しさや楽しさを知ることができ、
また、各国の文化や考え方などの教養を身につけることもできました。
本当に自分自身にとって有意義な時間だったと思います。
また、世界に自由に行き来ができるようになれば、
海外でシェアハウスがしたいですね。

シェアハウスは友達を作るには一番いい方法かもしれません。
さまざまな国の人と生活を共にすることで、
新たな発見も見つけることができるでしょう。
そして、シェアハウス生活と同時に
私が人脈作りに励んでいた方法がもう一つあります。
それは、飲み歩くことです。
これに関しては、また明日。

本日も、最後まで読んでいただきありがとうございます。
まだ、noteに慣れていないため、
自分の書きたいことばかり書いている気がしますが、
徐々に、海外での家探しや職探しまとめなど、
皆さんに有益な情報を提供して行く予定です。
お付き合いいただければと思います。

Harry