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書いて、つながる私と世界

アウトプットすると何がいいかっていうと私は以下の2つの理由を思い浮かべます。アウトプットすると、それをしないときに比べて、圧倒的に

・物事が「自分事化」する
・自分の責任が増す

書くというのは主体的な行為。ぼーっと肩肘ついて、テレビ見てるだけだったらたぶんできないんです、アウトプット。

何かを見て、何を感じ、発見したか。自分でつかむ必要がある。
ここに必要なのは、観察
そして、自分で自分に問いを立てる力

よく見て、よく知り、調べ自分の言葉に落とし込めて初めてようやく、言葉は外に向かい始めます。

前置きが長くなりましたが新しい土地のことを知るにはやっぱり書くのが一番だなぁと感じている今日この頃のお話です。

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北九州に来てまだひと月もたっていませんが関西人が発見した、いくつかの「北九州小ネタ」が集まりました。

今日はそのうち2つをご紹介。

発見その① ラーメンだけやあらへんで


こちらに来てすぐの頃、夫が「資さんうどんがめっちゃある」と教えてくれました。

資さんうどんとは…
資さんうどん (sukesanudon.com)

ここ、北九州に本社を置くうどんチェーン店。HPを拝見するに、北九州市民のソウルフードらしい。うん、確かに、あっちをみてもこっちを見ても、資さんうどんがある。こんなにあって競合せんのかいと心配になるぐらい、ある。

北九州の方に尋ねますと、「ぜひ一度行ってください!甘いもの好きなら
ぼた餅もおすすめです!」などなど熱くおすすめされます。なるほど、資さんうどんにはぼた餅などの人気サイドメニューもあるようだ。

福岡=とんこつラーメン

のイメージが強かった私はこれほどうどんが幅を利かせていることにおどろきました。

どうやら福岡は
うどんも有名らしい。

それを、北九州にきて初めて知ることになりました。

さぬきうどんのようなコシのある麺なのかだしは関西風か、はたまた関東に近いのか。

まだ初訪問が叶っていませんがその時は必ず上記のような問いを持ちつつ
食べてみたいと思っています。

発見その②決して博多弁ではない

福岡に行ったら「してるっちゃ!」というかわいい博多弁がどこに行っても
聞こえてくるとばかり思ってました。こんなことを言うと、非県民の浅はかさに多くの福岡県人は嘆かれるだろうなぁと思うのですが実際、住んでみるまでは方言の雰囲気がこうも変わるとは思っていませんでして。

北九州で話される言葉はいわゆる博多で話されている方言とイントネーションなどが異なります。個人的な感覚ですが、どちらかというと広島の方言と似ているような…

調査したわけではないので正確なところはわかりませんが、同じ県といっても趣の異なる方言が話されることが面白いなぁと思っています。

方言の分布はどのあたりから変わるんだろう。北九州市は小倉、八幡、戸畑、若松、門司の5つの市が合併してできたところ。北九州っ子に問うと、
各地域は同じ北九州市とはいえそれぞれの誇りがあるとかで、5つのエリアごとでも雰囲気や文化が異なりそうです。

これも住んでみないと気づきもしなかったこと!これから観光するときも
そこで話される言葉やそれぞれの地域差に着目してみようと思いました。

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まず見る。そして、問いを立ててみる。
「うどんの麺はやわらかいのか」や
「方言の分布はどこで変わる」とか。

で、今度はそれを人に伝わるように書く。文字の素晴らしさは“残ること”にもあるので書こうってなったら、一気に責任が生まれます。だから、調べる。深く、主体的に、その対象を見つめる。

ここです。まさにこのときに
その対象と自分がつながる。

だから、書くことは、世界とわたしを結び付けるためにも、有効なんだろうなぁと思うわけです。

北九州と仲良くなるためにも(笑)これからも小ネタを集めては、こちらでもご報告したいと思います。

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