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【ハンドメイド】自分好みのカードケースを作る

自分好みのデザインで、自分が使っているオラクルカードやタロットカードにぴったりのサイズのケースが欲しいと思いませんか?

実は簡単に自作できてしまうんです。
今日はわたしがタロットカードのケースを自作した方法をシェアします★

材料と道具

【 材料 】
・入れたいカードより大きい蓋つきの箱(紙製・木製どちらでも)
・箱のサイズに合わせた布(切りっぱなしにできる素材がおすすめ)
・ウレタンフォーム(カードの束の厚さに対応したもの)
・厚紙(型紙作成用)

【 道具 】
・はさみ(布用・紙用・小さいはさみの3種があると便利)
・定規(升目入りが便利)
・カッター(あると便利)
・ロータリーカッター(あると便利)
・カッターマット(カッターを使うなら必須)
・つまようじ(気休めだがガイドになる・後述)
・ウレタン用接着剤(多用途ボンドなら大抵可・柔軟性のあるものがいい)
・掃除機(細かいカスがでる・マメにかけられるとストレスがない)
・筆記用具(スポンジにはマジック・布と紙は楽に書けるものならOK)

■ 材料の布はスポンジむき出しにしないための布と、カードの下に敷いたものと2種ありますが、同じ柄でよければ1種で。
フェルトもフェイクレザーも100円SHOPで入手可能。

切りっぱなしにできるものが楽ちんですが、どうしても使いたい布がある場合はほつれ止めを使うなど処理が必要。
スポンジむき出しで気にしないなら、布は不要です。

■ ウレタンスポンジはクッションの中敷きとして売っているものと資材売り場に売っているものとあります。
品揃えとコストで選んでください。クッション用は500円も要りません。

■ 箱は留め具のついた木箱なども可愛いですが今回はマグネット付きのブック型のケースを使用。100円です。

作り方

① 手持ちのタロットカード、またはオラクルカードを元にしてカードの型を厚紙に書き写します(鉛筆線で薄くてすみません)。

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② 書き写したら切り取ります。
線の太さがある場合、アウトライン側でハサミを入れるのがコツ。微調整が少なくなるため後で楽です。

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③ 今回使用する箱。
これの内寸に合わせて厚紙を当て、印をつけます。箱の型紙を作ります。

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④ 定規をガイドに印のサイズで平行の線を引きます。
下に敷くカッターマットに方眼があると作業が格段に楽になります。

鉛筆の線なので見えないかも・・・

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⑤ できた箱の型紙を元に、下に引く布に印をつけます

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⑥ ラインの内側でカット

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⑦ 箱の底にあててみます。だぶつくようなら調整。その際も方眼を利用すると綺麗に早く修正できます。

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⑧ カードを収める部分の型紙をつくります。
⑤で作成した箱の型紙に②で作成したカードの型紙を重ねてアウトラインを引きます。
その後線のアウトラインに合わせて切り取ります。

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⑨ 厚紙の端キレに自分の指のサイズを参考に弧を書きます。
この例では高さ1cm×幅1.5cmを目安に描きましたが、もう少し大きめがおすすめ。

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⑩ 描けたら切り取ります。上記の理由からアウトラインで切り取ります。
(写真はインライン。小さすぎて後で修正)

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⑪ 方眼を目安に、⑧で作った型紙の大体中心に⑩の型紙を重ねます。
型紙に沿って線を引いて切り取ります。

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⑫ クッションの見た目改善に布を張りたい人はここで作成。
⑤の手順と同様に布の裏に線を引き、カットします。ロータリーカッターを使うと楽です。

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⑬ ⑪で作った型紙をあてて窓を切り取ります。

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この左の枠の方がウレタンスポンジのカバーになります。

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⑭ ここからが1番手間な作業。ウレタンフォームの切り出しに入ります。
これまでと同様にウレタンフォームに型紙を使って印をつけます。
マジックを使うのがおすすめ。
厚みがあるので裏と側面にも線を引きます。断面を垂直にするためです。

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⑮ ⑭で既につまようじが差してありますが、垂直にカットするためのガイドとしてつまようじをこまめに差し替えて、線に沿って表裏確認しながらハサミを入れていきます。
ウレタンフォームは熱線でカットできませんので、カッターかハサミを使用します。

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⑯ こんな風にカット出来たら内側も切り抜きます。
もし厚みがちょうどいいものがなかった場合、内側を切り抜くときに厚みも調節するといいです。
底になる面は綺麗にカットできなくてもおよそまっすぐであれば問題になりません。

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⑰ 切り抜いたらカードがスムーズに出し入れできるか確認しつつ、内壁がなだらかになるよう整えます。写真は整形前。
細かいゴミが出て静電気でくっつきます。場所と服装を整えて取り掛かりましょう。

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⑱ 箱にはめてみました。カードの出し入れがスムーズにできればクッション部はOKとします。
右側の断面がガタガタしていますが、上から布を張る場合には気にならないので大丈夫です。

画像では右の布はカット前ですが、手順通りにやればもう終わっています。
上布は不要だと判断して手順を飛ばしてきた場合、必要そうならここでカットしましょう。

クッションのみでいい方はこれで完成です。

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⑲ カットした上布を当ててみます。
サイズに不一致が出ている場合はここで微調整します。

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⑳ 問題がなければウレタン対応の接着剤で貼り付けます。
内側のところはカードが擦れてはがれやすくなる可能性がある為隙間なくボンドを塗ります。

布が貼れたら暫くうつ伏せにして平らな重しを載せて均一に圧着されるようにします。

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㉑ ボンドがしっかり乾いたら箱にセットして完成。
下の布やクッションも箱に張り付ければより頑丈に見た目も綺麗にできます。
貼り付けなければ気分で模様替えできます。
写真は貼り付けていない状態です。

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㉒ 完成♪

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この方法なら出し入れでカードの縁が傷んでくることはありません。
説明書が入るスペースも確保できています。
個人的にはブック型なのがお気に入りです。クラシックなロマンティック柄♡

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コストの話・その他

今回かかったコストはブック型のボックスが200円。
布が各100円。柄を変えなければ100円でできます。
ウレタンクッションが4㎝厚で498円(厚みで価格が違う)。

合計金額800円程度で製作が可能です。
初めてでちょっと試行錯誤しても1日程度あれば制作できます。(わたしは途中まで2㎝厚のクッションで制作していましたが、途中から厚いクッションでやり直したのでこの時間です)。

ウレタンクッションの整形に気を使いますが、作業としては単純でハサミで凸凹を整えるだけです。
ここにかかる時間が殆ど。カードさえスムーズに出し入れできれば後は自分がどの程度の仕上がり具合で満足するかです。

これまですべてのカード類は購入時の箱かポーチに保管していて、自分で自作したのは初めてでしたが、より使用する時間が楽しみになった気がします。
好きなものに囲まれる暮らしに近づきました。

皆さんもどうぞ楽しんでくださいね。

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お仕事でアカシックリーディングをやっています。
モニターリーディングの枠がまだありますので、お気軽にお申し込みくださいね。




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