信頼がなければ何も始まらない。信頼を毀損する行為をしない。
どんな職種でも、どんなポジションでも、絶対に必要なのが「信頼」です。
信頼がなければ、仕事は何一つ行うことが出来ません。
全ての仕事には「人間」が絡むからです。
「この人なら大丈夫だろう」という前提があるからこそ、社内の仕事も、社外の仕事も、行うことが出来ます。
どんなにスキルがあっても、
どんなにするどい思考力があっても、
信頼がなければ、意味はありません。
信頼を毀損する行為をしない
残念なことに、信頼を毀損する行為が、世の中にはあります。
権限や、影響力が大きくなればなるほど、求められる信頼は大きくなります。
メンバーであれば、信頼を毀損する行為としては、こんなことが考えられます。
仕事をサボること
嘘をつくこと
顧客を馬鹿にすること
仲間を馬鹿にすること
不正な経費申請をすること
約束を守らないこと
顧客の敷地内でタバコを吸うこと
モチベーションがずっと低いこと
プロフェッショナリズムがずっと低いこと
マネージャーであれば、信頼を毀損する行為としては、こんなことが考えられます。
社内政治をすること
時間にルーズであること
メンバーの意見を受け止めきらず、すぐ否定すること
感情の起伏が激しいこと
自分の意見ではなく他人の意見で人をコントロールしようとすること
厳しい状況から逃げること
真正面のディスカッションから逃げること
他責であること
自分の考え方に固執すること
結果にコミットしないこと
数字を認識していないこと
メンバーのことを把握していないこと
経営陣であれば、信頼を毀損する行為としては、こんなことが考えられます。
給与を確保出来ず、給与が支払われないこと
長い期間、経営にコミットしないこと(すぐ辞める人に、中長期のスパンでのマネジメント、意思決定は任せられない)
究極的に厳しい状況で逃げ出こと、辞めること
事業計画が達成されないこと
サービスであれば、信頼を毀損する行為としては、こんなことが考えられます。
サービス稼働が不安定なこと
サービスがクローズすること
個人情報をもらすこと
信頼を毀損する行為が続くと、その人の権限や責任はどんどん小さくなっていきます。会社であれば、倒産します。
信頼がなれければ全ては無意味
お客様にサービスを利用していただけるのも、
銀行からお金を借りられるのも、
投資家から投資していただけるのも、
Housmartの仲間が仕事をしてくれるのも、
「Housmartは大丈夫だろう」と信頼して頂けているからです。
信頼がなければ、たとえどんなにスキルが高い人がいたとしても、サービスが良かったとしても、何も前に進みません。
不祥事が表に出て、サービスは良いのに倒産する企業はたくさんあります。
やりたいことが大きければ、信頼を積める人間になるしかない
・マネジメントには人格が必要
・リーダーには徳が必要
・大いなる力には、大いなる責任がついてまとう
など色々な言葉がありますが、つまりは「やりたいことが大きければ、信頼を積める人間になるしかない」ということなのだと思います。
やりたいことが大きければ大きいほど、お客様の数も増えますし、協力してもらう必要がある仲間の数も増えます。
早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け
という格言も、同じことを言っているのだと思います。
みんなで目的地に行くためには、信頼される人間になる必要があります。
フリーランスであろうが、個人事業主であろうが、部下がいようがいまいが、自分が何らかのサービスの提供者であり、そのサービスを大きくしたいと思えば、逃れられない原理原則と言えます。
誰でも、信頼を積める人間になれる
根っからの嘘つきや、根っからの他責思考、根っからのネガティブ思考や、根っからの皮肉屋でない限り、誰でも信頼を積める人間になれると思っています。
人間は弱いものです。
冨山和彦さんの言う「性善説でもなく、性悪説でもなく、性弱説」という考え方に、私も賛同しています。
人間は弱いですが、それでも、克己心を持って自分を律していけば、信頼を積める人間になれると思います。
同時に、会社としても、一人一人が自分で自分の行動を律することができ、信頼を毀損する行為に陥らないような仕組みを整えていくことが必要だと考えています。
最新のツールやテクノロジーによって「How」の部分は変わりますが、やりたいことが大きければ、信頼を積める人間になるしかない、という原理原則は変わりません。
Housmartは何度でもやり直せる会社にしたい
世の中は残酷で、例えば一度犯罪を犯してしまったら、2度と表舞台で活躍することは難しいこともあります。
しかしHousmartでは、たとえ一度信頼を失ってしまったとしても、克己心を持って自分の行動を律していけば、また信頼を積んで行くことが出来る会社にしたいと思っています。
私自身、完璧な人間とは程遠く、何度も信頼を毀損する行為をしてきました。
でも、だからこそ、克己心を持って、行動を変えていきたいと思っています。
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