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たくまの
2023年7月13日 16:53
いつの事だっけなあ暗くなると恐怖感が増すのか、ベッドサイドの私を夜通し呼び続ける母。トイレ(ほとんど出ない)、戻ってきてまたトイレ、痛い、今何時、目薬さしてちょうだい…今何時、トイレ、痛い痛い、目薬して……それを数分おきに延々と繰り返す。病室の薄明かりの、長い夜。書くと数項目だけれど「トイレ」それだけで母をそっと起き上がらせる、立ち上がりの介助、じわじわと歩を進める、もしくは車椅子へ
2023年7月12日 14:44
蛇になり勝ち虫になりこの世にしがみつく父と来ない母さん納棺の夜、蛇に姿を変え(亡父は巳年)東京の夜道まで追いかけてきて私の前を這い、秋にはトンボになって目の前でホバリングし私に留まった父。母は全く来ない。
2023年7月11日 21:57
母を見送ってずっとずっと悲しくて、でもほんの少し外の空気に触れられるようになって髪、切ろうかな…この髪のこの長さのときお母さんは生きていた。切りたくないな。でもモサモサだし少しずつでも外出しないと…とホットなんちゃらビューティーで予約。※1あなたが悲しんでいたらお母さんは成仏できないよ。あなたが悲しんでいたらお母さんも悲しがるよ。あなたが悲しむ姿は見たくないと思うよ。あなたは笑
2023年7月7日 18:13
こんなこともあった。ーーー病む母の病院に泊まった。「ぜいめい」「下顎呼吸」が始まっており主治医からはいつ呼吸が止まってもおかしくない状態だと。私は床から15センチくらいの高さの簡易ベッドでとろとろしていた。母の寝息は、睡眠時無呼吸症候群のためと、モルヒネによりあっちこっち緩くなっていて自分の舌で気道を塞ぎがち。息が止まるたび何秒止まったかハラハラしながらカウントして長い