未病も「積み上げ力」
こんにちは。管理栄養士&脂質改善シニアインストラクター&ポジティブライフコーチの張戸です。
最近、「億を稼ぐ積み上げ力」という書籍がとてもいいと友人から勧められました。丸善に行った時も平積みで広告がたくさん貼ってあったり、Amazonでの評価も高評価なのを知りました。
私がまだ栄養士になりたての頃、「将来、管理栄養士になってゴルファーのための栄養コンサルになる!」と息巻いていたのに何もできていなかった時、相談した友人からやはり「継続に勝てるものはない」という言葉を言われました。
考えてみれば、継続して積み上げていくことに勝てるものはないのだと、最近身に染みて感じてます。
例えばダイエットにしても、日々の小さな努力の積み重ねでしか理想の体型は手に入れられないのです。いっとき、流行りのダイエット法をやって体重が減ったところで、だいたいの人は元にもどるかリバウンドしてしまう。美しいモデルや女優が、「私何もやっていません」なんて言うのを、もう信じている人はいないと思いますが、彼女たちが何もやっていないと言うのは、日々の小さな努力が生活の中で当たり前だから、何もやっていないと言うだけなのです。美しさを保つ努力は、やはり一般人以上に努力している事は、色々な情報を調べればすぐわかります。彼女たちの努力の方法を私たちが真似したら、最初はそうとうきついことがわかるはず。
「億を稼ぐ積み上げ力」の作者も、数字だけ見るとものすごく簡単に稼いでいるように思いますが、読むと簡単ではないことがわかります。
コーチングの技術も、最初から全てうまくできた人はおそらくいなくて、今私が受けているコー・アクティブコーチングのトレーニングも、試験を受けるためには100時間以上のコーチングセッションが必要になります。最低それぐらい経験していないと、プロと言えるコーチとは言えないと言う事は、この約6ヶ月の自分のコーチングのレベルを考えるとうなずけます。
健康になるのも、日々の小さな努力の積み重ねでしか手に入れられないのです。
以前、「努力・忍耐」は昭和の時代の考え方で古いのかも、と書いたことがありますが、やはり「積み上げ力」という努力は必要なのです。ただ、いかにそれを”努力・忍耐”ではなくて、前向きに楽しく諦めずに軽くやり続けられるか、その考え方の違いなのだと、最近思うようになりました。
「億を稼ぐ積み上げ力」の作者は、「努力を継続すると、その先には希望が待っています・・・と書きたいところですが、残念ながらそうではありません。努力を継続した先に待っているもの、それは「絶望」です。継続しても、そう簡単に成果は上がらないのです。」(「億を稼ぐ積み上げ力」マナブ著/角川書店 より)と言っています。
健康については、自分だけで試行錯誤すればそのような結果もあるかもしれませんが、医者や管理栄養士や、その他の様々なプロフェッショナルがいるのですから、ぜひそういった力を借りて、日々の積み上げには何が必要なのか、正しい知識を知ればいいのだと思います。
あなたはもう、100歳まで生きる時代にいるのです。未病を予防して、100歳まで元気でやりたいことができる、そんな人生を送りませんか?
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