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全ての仕事は大切っていうけどさ。

こんばんは、まどかです。
ふと、仕事について思うことがあったので、備忘録に。

物の見方は違えど

立場が違うと、物の見方が違う。
それは当たり前のことだし、仕方のないことかもしれない。
誰しもが同じ目線でみているわけではない。
だって、沢山の人がそれぞれの仕事をこなしているから。

人間は非力だからね

昔、アドラー心理学を本で読んだことがあるのですが、
特に仕事の話で印象に残っている考え方があります。

人間は一人でなど生きていけない。
様々な人々が役割分担をして、一つの社会を形成しているのだから仕事に優劣などない、全てが大切な仕事である。

アドラー心理学

という感じの考え方です。詳しく覚えていなくてすみません…。
詳しく本を参照すればいいのですが、手元にないため記憶を頼りに書いています。(詳細はぜひ、嫌われる勇気読んでください!(笑))

だれもが大切な役割を果たしてる

このとき、私はなるほどな~と思ったんです。
例えば会社を経営してる社長さんがいたとしたらですよ。
その社長さんは、社員の給料の調整や他の会社の取引とか、やることがしこたまあるわけです。(想像でしかないけど)
それなのに、会社のビルが汚くて掃除が行き届いていないとか、用意されるべき書類がないとなったら、どうでしょう?

社長が自らトイレ掃除したり、デスクのごみを捨てたり、ひたすらコピーをしたり、書類を作成しなくてはならないとしたら?
そんなの、社長としての仕事がままなりませんね。

どんな小さな仕事でも、誰でもできるような仕事でも。
一見関係のない、お掃除するだけの人であっても。
それは大切な仕事であり、欠かせない社会の歯車なのだ。

だからすべての人の役割は大切なのだなーと。
思ったわけです。

社長が掃除をしなくてはいけなくなってしまったら?


例えば、ある仕事に特別な技術や考え方が必要になれば、
市場価値が高くなるために給与面では高くなるけど、
お給金が低くたって、誰にでもできる仕事だって同じように大切なのだよ。

うーん、でも、私思ったんですよね。
これって結構、真の意味で腑に落とすことは難しいぞ?と。
特に、上の立場にいると思われる人たちは。

例えば、社長さんが急に社長さんじゃなくなってしまって、なんでもいいから稼がないといけない!掃除の派遣しか雇ってもらえなかった!とかなったときに

「ほんとは自分はこんなことをすべき人間じゃないのに」とか、
「能力もあってこれまで努力もしたのにどうして自分がこんな仕事をしなくてはならないのか」とか。

そんな風に思う人が大半じゃないのかな。
立場が上になれば、大抵、そのために努力したことも我慢したことも往々にしてあるはずですし。

悔しいし情けないし、なんで自分がこんな仕事をしなくちゃいけないんだ。こんなところで終わっていい人間じゃない。

これじゃあ、全ての仕事は大切だと思えないし、
立場が上という自分を過信して天狗になってるだけかもよって。

其々の立場を経験した人はつおいぞ。

元社長さんが、お掃除の派遣にいっても
「ああ、ありがたいな。」
「仕事ができて幸せだ、きれいになるっていい気持ちだな。」とか思えるタイプであれば、なんら問題はないですけど…。
少なくとも、私はまだそんな器は育ち切っていません。

大切な仕事だと理解してるけど、でも。
これまでの自分が行ってきた努力や才能を無駄にしてしまっているんじゃないのかなとか、思ってしまう日もあります。
自分で社長を降りて派遣にいっても、そう思ってしまうときがありましょう。人間って弱いものね。
(繰り返しますが、あくまで社長とか派遣とかっていう話は例え話です。)

だけど、自分が経験することはなんの無駄にもなりません。
経験は生かされていくものだ。
そう言い聞かせて、今は頑張るでもいいんじゃないでしょうか。

いつか、どんな仕事も本当に大切だし、
自分の仕事、任された役割は、きっと誰かの役にたっている。
そう心から思える日がくるでしょう。
感謝できるようになる日がくることでしょう。
むしろ、そう思えるようになるために経験値をあげていきたいものですね。


書き散らしたような文章ですが、読んでくださってありがとうございます!
ここ最近、仕事について思うことが増えたので、つい。


皆さま、自分の役割をしっかり果たして素晴らしい!
自分を褒めたたえ、周囲に感謝の心をわすれずに、
まどかも頑張ろうと思います。
頑張りすぎの方は、力を抜くこともお忘れなくいきましょうね。

それでは。




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