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親ガチャ、失敗って何だろう③

こんにちは、まどかです。
暑いですね、クーラーが恋しい季節だわ…。皆様熱中症気を付けましょね。

さて、今回は第三段階ですね~。
毒親ということになぜ気付いたのかを書いていきます。

シリーズものになっておりますので、よろしければぜひ読んでみてください。前記事を読まなくてもわかる内容ですので、目次をみて気になる箇所を読んでみるのも、楽しいかもしれません。


思春期到来、真っ盛り

思春期って大体、中学~高校生くらいのイメージなんですけど、人それぞれ違うから、どうなんでしょうね。
私は、小学校高学年~からは親への疑問や不満、食い違いがありました。

「親のいうことが全て正しいのか?」
「どうして親の言われたとおりにしないと怒られるの?」
「親の勧めてくるものよりも、私はこっちがいいな…。」

自我が芽生えてきて、自分で考えるようになるからアタリマエですよね。
なんなら扱くまっとうで正常な反応ですが、
それが素直に出せなかったんですね。

だって親の機嫌一つで同じこといっても対応が変わるし
常に不機嫌だったし
自分の好みは否定されて、親の好みや考えを押し付けてくるし
怒るときは普段関係ないことまで引っ張り出してくるし
挙句の果てに人格否定になるし
怒られて泣いてしまったら悪者にされたといわれるし
閉じ込められて親の気分次第でずっと正座させられるし
一日中無視されるし

そんなん素直に自分の感情をだせるわけなくない?(笑)
あんたも自分の意見をいえばいいじゃないのと言われるも、
もはや恐喝みたいで声なんかでたもんじゃなかったですよ。ねぇ。

とにかく離れよう、無理だ

うちの親は機嫌がいいときは、「あなたの好きにしたらいい」という考え
だけど、一歩傾くと「どうせあんたなんかがやっていけるわけがない」
「こんだけ金をかけてやってるのに、感謝の一つもない」

などなど、言ってることが全く違うわけです。
何信じたらいいのかわかるわけないでしょ、全部受け止めてしまうしか方法を知らなかったんだもの。

とにかく、機嫌がいい時は「好きにしなさい」スタンスだったのが幸いし、
周囲の大人の説得もあり、親が認めてくれて
大学は晴れて念願の県外へ、親元を離れることになりました。

なんたる解放感、自由を一気に手にしたような感覚をいまでも覚えてて、
もう顔色を伺って生活しなくていいんだ…と晴れ晴れとした気持ちでした。

解放された、よね?

大学では全国から色んな人が集まるわけですから、ホント新しい価値観やスタイルの人にたーくさん出会うわけです。
特に、私の周りは個性的な人がとっても多かったんですね。
どう個性的かというと、「自分のすき!」に一生懸命な人というか。
自分の「好き!」があるから、他人の「好き!」を寛容に受け止められるし
互いの好きな分野が合わさることでいろんなものや情景が生まれてゆく…
そんな環境に身を置くことができました。

だからこそ思ってしまったんです。
私って何が好きなんだろう、何をしたいんだろう。
なんでわからないんだろう。

近すぎて見えなかった自分にまとわりつく鎖を、ようやく自覚できたんだと思います。

言葉との出会い


服を探しに出かけたり、友達と出かけたり。
まるきり、自分の好みがわからない。どうしたいかっていう欲望がない。
友達に好かれているのかも自信がない。
恋人ができても、ほんとに愛されてるのかわからなくてメンヘラになる。

親からくる連絡がとにっっかくうっとおしい!って思うとき、
これが一番素直だって自覚できる感情だったかもしれないくらいでした。

なぜ自分はなにもわからないのか?どうしてこんな風なのか?と
ノートに自分の思いを書きなぐり、泣き、自己嫌悪し、なんとかぬけだしたくて、自分の症状をネットで検索しまくって…

そうこうして探るうちに、「アダルトチルドレン」や「毒親」という言葉とようやくご対面したのです。

私という人間は、悪くない。

その言葉は、まるで救世主のようでした。
今まで、親の言うことをどうしても受け止めてしまっていたのですから
「私はできない」
「社会でなんてやっていけるわけがない」
「素直じゃない、かわいげのない子なんて誰からも好かれない」

これが根底にあるわけです。私は悪い子なんだと。
でも、この言葉は、私の思っていた親に対する違和感、不信感について
「間違ってないよ」
「それは、ちゃんとした虐待の一種ですよ」と言ってくれたのです。

私は悪くないんだ。私がダメな人間だからじゃない。
私という存在を、親がストレスのはけ口にしていただけじゃない。

そう気づいた時、報われた気がしました。
私は、現にちゃんと親元を離れても生活できている。
友達も恋人もいる、お金だって親に足りないからと泣きついたり、誰かに借金なんてしていない。
十分やっていけてるじゃないか。

一つ、鎖がカシャーンと音をたてて外れた。
ああ、本当の悪者は親だったんだ。

ホントに、解放されたよね?

甘くありませんでした、ほんとーに。
外れたと思ったんです、これから軽やかに歩んでいけると。
だけど、ダメだった。

そして、今までは自分の中の葛藤で苦しんだり、恋人と気まずくなるだけで済んでいた問題が、現実的な世界で、壁となって立ちはだかるのです…。

では次回!
・壁とはなにか
・親=悪者とは、結局どんな鎖だったのか
・救世主現る

おおまかにこんな感じで書いていこうと思います。
それでは、今回もみてくださってありがとうございました🙇!!!
次回もぜひ会えることをお待ちしています。




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