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香りと気分

よくアロマなどで、こういう時はこのアロマと言われる。
私もそういう使い方をするときもある。
例えば集中したいときはローズマリー、花粉症や鼻づまりにユーカリ、など。

でも個人的には、香りは基本的には好きなものをその時の気分に合わせて選ぶ。すると案外、その選んだ香りから自分の今の状態がみえてきて面白い。
香り(嗅覚)は五感の中で唯一、本能を司る大脳辺縁系に伝達される。
その時心地よいと感じる香りには、余計な情報や先入観をそぎ落とした本能があらわれるのだ。

例えば、今日私の睡眠時間は短い。そして今日はこの後予定もない。
「眠り足りないから今日は一日ゆっくりしよう。お昼寝しておくと楽かな・・・」
ホント?

今日私が心地よく感じるのは、ニオイコブシの香りだ。
ニオイコブシには、集中力や判断力を増すことが期待できる1.8シネオールという成分が含まれている。
めざめの香りと言われ、動きたいときに適した香りだ。
昼寝の時間はあるけど、今日の私は動きたいのだ。
動くとは、体を動かすというよりも、気持ちが動く、気持ちに従って一歩踏み出すような印象だ。
現に、こうして気の向いた時しか書く気がしないこのnoteを書いている。しかもマガジンにしてみようという思いつき。
小さなことだけれど、私にとってはこれも一歩。

香りを身近に使うようになり、自分のことに関しても先入観や常識で見えなくなっていることがある事に気付くようになった。

香りから知る今の自分。
面白いんだよな・・・



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