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人酔い(頭痛)

人混みを歩いていると酔う人がいるみたいです。所謂人酔いというやつです。私は「そんなものは田舎の、人混みに耐性がないやつだけだろう」と思っていたのですが、今日多分初めて人混みに酔いました。

ただ人混みの中を進むだけなら今まで通りだったでしょう。人混みに酔うときは、メンタルも大きく関係してくるのではないかと仮説を立ててみたり。

今日は久しぶりに池袋駅をぐるぐる歩き回りました。もうすぐ引越しをするので、鍵を受け取りに東京に行ったわけですが、帰りがてら池袋で途中下車しました。

loftに用があったので、駅を降りて大体の方角を進んでいたのですが、私の勘が見事に大外れしましてloftと真反対の方向に進んでいたわけです。私が当たりをつけていた場所にはloftがないのを確認して、仕方なくネットで調べることにしました。(最初から調べておけ)

反対側まで来てしまっていたみたいなので、まあ遠い遠い。池袋の駅って、結構果てしないですね。複雑な構造してるし。

そんなわけで私は人混みの中を延々歩いていたわけです。近々私は東京に引っ越します。この人混みが、今より身近な存在になるのです。今までは少し遠出した時に若干通る道だった人混みの大群が、日常に変わると思うと、少し緊張しました。

無事loftで欲しいものを手にいれ(ちなみにノートを買いました)私は帰路につきました。

電車の中では運よく一駅で目の前の席にありつけたので、そこからは爆睡だったと思います。長時間の人混みと、あの世界が日常になることに思いを巡らせて疲れたのでしょう。

電車を乗り換え、また少し乗ったところが私の最寄駅です。電車から降りる人たちは、数えられる数、というほど少なくもないですが少なくとも人混みのような人数ではなく、みながポツポツと各々の帰路に向かっています。この少ない閑静な人たちのことを考えた時、私はなぜか、将来は田舎に住もう、と思ったのでした。

これから住む街も閑静な住宅街ですが、少し電車に乗ればそこは大都会東京です。私が今住んでいる場所とは少し世界が違います。都会には人こそたくさんいますが、それはスローライフとはかけ離れているでしょう。慌ただしく時が流れるこの東京に、私の体内時計はついていくことができるのでしょうか。まあ、東京のことはなんだかんだ言ってほとんど何も知らないのですが。

私が何を感じたかと言えば、人が少ないというのは落ち着くなってことです。

帰宅後すぐに頭痛を覚えました。「これが人酔いか」と少しだけ感激。長年夢見ていた一人暮らしですが、都会の喧騒との相性やいかに、という感じですね。

人混みをそれなりに歩き慣れているのと、都会がホームになるのとは、また感覚が違うものなのだなと感じた今日でした。ちなみに一人暮らし自体はめちゃくちゃ楽しみです。まだ必要なもの買ってないけど。

人酔いするほど今日の人混みはリアルでした。他人事のように思えていた東京が、近づいてきたのだな、と。

とりあえず荷造りせねば。いつもギリギリになるので頭痛が止み次第開始です。


以上。読んでくださりありがとうございます。またよろしくお願いします。


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