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【化学で世界を救うアニメ】Dr.stone ドクターストーン

このアニメは主人公の化学オタクであるセンクウが何もない3700年後の世界で科学を使って発明を作り続ける事により仲間達との友情や科学の面白さを勉強出来て感動する物語となっております。

高校生のタイジュが以前より想いを馳せていたユズリハに自分の気持ちを告白しようとしているシーンから始まるのですが、地球上の全人類に突然緑色の光が降り注ぎ一斉に石化するという怪現象に襲われてしまいツバメと人だけが石化してしまいます。

一足先に復活したセンクウの目の前に広がっていたのは変わり果てた世界で、まるで石器時代のように木々が青々と生い茂っているんですね。

センクウは石化の謎を解き明かして人類を救おうと行動を開始する為、何回も仮説と実験を繰り返します。

アルコールを作る為にブドウからワインを作り、さらにワインを蒸留させて濃度の高いブランデーを作ります。

この石化からの復活するために必要な液体が「コウモリの糞から出来た奇跡の水、硝酸」
なんですけど硝酸と高濃度のアルコールを混ぜる事で石化を解除出来る「ナイタール」を完成させて仲間を次々と復活させていくんですね。

そこで野生のライオンの群れと遭遇してしまったセンクウとタイジュは、逃走する途中“霊長類最強の高校生”と詠われていたツカサを復活させて危機を脱します。

3人で生活の基盤を作っていく訳なのですがセンクウの知識量が、ここから発揮されていくんですね。

砂浜に落ちている貝殻を粉末にする事で炭酸カルシウムをGETして農業の肥料にしたり、焼いて砂を混ぜてモルタルを作り出し建築の基礎を作りあげたり、海藻の炭酸ナトリウムと油を混ぜて石鹸を作る過程が丁寧に描かれているんですよ。

価値観の違いでツカサと決別してしまうのですが人類最強のツカサに科学を使って勝つ為に物語りが白熱していきます。

コハクと言う少女と出会う事で仲間が一気に増えるのですが病気のルリを助ける為に抗生物質であるサルファ剤を作るんですね。

サルファ剤を作るまでの工程も面白く描かれていますし、材料調達や作るために必要となる道具の作り方も、どうやったら効率よく作れるか細かく描かれています。

それに、ただサルファ剤を作る為だけに物語りが展開していくだけではなく、猫じゃらしを使ったラーメンやコカコーラを作ったり仲間の視力を補うメガネを作ったりと少しずつ目標に近づいていくストーリー構成も見入ってしまいますね。

簡単に説明しますと磁石を使い砂鉄を取り、カマドで砂鉄を溶かして鉄を作り、銅線を巻いて雷に打たせて強力な磁石にさせてから電力装置を作るなど、本当に分かりやすく解説されてます。

ガラスで出来た試験管やビーカーを作るのは勿論、硫酸の採取シーンも仲間との絆をしっかりと演出出来ている為、観てて引き込まれるシーンが豊富ですね。

センクウは硫酸と塩を混ぜて出たガスをポタポタ垂らして中のグラスでキャッチさせる事で塩酸を作る装置の事も仲間に分かりやすく
「水ポタポタマシーンだ」と説明するユーモア溢れる人柄にも惹かれますし合理的な性格ですが非情ではなく、1人の命と大勢の命を天秤にかけるような場面でも1人の命を見殺しにできない優しいキャラクターでもあります。

そんな天才科学者センクウの周りには素敵な仲間で溢れていき、皆んなが協力し合う事でツカサ帝国との決戦に向けて一致団結して準備していくんですね。

奇跡の洞窟の制圧を目標に化学帝国センクウの携帯電話を使った戦術や戦車やスタンガンはもちろんニトログリセリンや音爆弾などの使い所もセンクウがピンチになる度に仲間達で助け合う描写が丁寧に描かれていて爽快感あふれます。

それに、リリアンの感動する歌声を駆使して敵を味方にする感動するシーンもありますし、それぞれのキャラクター設定も凄くしっかりしています。

硝酸は石に命を吹き込む復活液にもなれば、この原始の世界で全てを破壊する火薬にもなります。

生と死を操る奇跡の水。

だからこそ使い方次第で世界を破滅にも平和にも導ける。

そんな人と人との関係性まで丁寧に深掘りしてますし、本当に化学を1から学べます。

人間同士が何故争わなければいけないのか。

人の本質が良く分かるだけではなくて、人としてのあり方まで教えてくれるアニメとなっておりますので是非オススメしたい作品ですね(^^)

他にも色々なアニメについて話していますので宜しければ聴いてやって下さい(^^)

こちら

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