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《絵本レビュー》だれもしらないバクさんのよる

こんばんわ!
9月は娘たちの保育園や学校の行事が盛り沢山で、なんか慌ただしく過ごしております。

季節の変わり目ということなので、皆さまお体の方も、ご自愛くださいませ。

さぁ、本日もいってみましょう(^^)
レビューする絵本は、【だれもしらないバクさんのよる】です。

作者は、松澤有紗さん。
初版は、2012年9月です。


《ストーリーについて》

主人公は、怖い夢を食べてくれるバクさん。
みんなが寝静まった頃に、準備をし仕事に行きます!

早速今宵は、ウサギさんとワニさんのうちへ行き、夢を食べちゃいます。そして、ゲップをして良い夢に変えちゃいます。

今日の仕事はおしまいにして変える途中、一軒の家から凄い音が聞こえてきました!

さてさて、なんの音でしょうか?(^^)

バクさんのお仕事と人柄、それからそれからすんばらしい愛のこもったアイデアが詰まった一冊です。


《10コの好きなところ》

①夢を食べるということで、色味をパープルトーンで統一されている。

②バクさんの部屋がとっても可愛いし、怖い夢を見ている人たちを教えてくれる〝怖い夢報知器〟の絵がとってもかわいい。

③さらに、振り子時計の振り子や、椅子の座る部分も、バクの形というところ♡

④バクが、怖い夢を食べるところ、そして、ゲップをして良い夢に帰るところがヒーローっぽい。

⑤ 夢を食べるバクも、その怖い夢の遭遇した時の怖がり様が、どこか親近感がわく。

⑥一仕事終えて、帰る時に見つけた一軒の家から音が聞こえてくるところから話の内容はグンと変わっていくところにワクワクする。

⑦まさかの、ヤマネコの登場は結構心を奪われるし、共感できる部分もあると思います。

⑧怖い夢と、寂しい夢の違いが優しい文で書かれている。

⑨ヤマネコさんにお茶を出し、空っぽになったコップには涙がぽとぽとぽと、からの石鹸を入れてシャボン液にするという三段変化が素敵。

⑩最後は、ヤマネコさんの気持ちが伝わりハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.4)は、
『ヤマネコさんかわいそうねぇ〜』
『バクさん、ブロッコリーたおしたねぇ!』
なんてことを言っておりました(笑)

わたしは、バクさん良い仕事するなぁって、とにかく優しくてロマンチックなんですよね。
まぁ、悪い夢を食べるところからステキなんですけどね。(惚れた)


《おしまいの言葉》

悪い夢かぁ。

わたし、あまり悪い夢みないかもですね(笑)
生きているうちに数回程度、起きた時涙が出てたことありましたけどね。

本当に悪い夢を食べてくれるバクがいたら良いなぁって思います。そして、良い夢に変えてくれるんなんて最高です。

ウヒヒ....
いかんいかん煩悩が(笑)

☆彡






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