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《絵本レビュー》ねないこ だれだ

こんにちは、今日は雨が降っております。
雨の日は眠たくなりますねっ(気圧ぅ〜)

さぁ、今日もやっていきますか。
レビューする絵本はコチラ《ねないこ だれだ》です。
超有名なロングセラー絵本ですよね(^^)
作と絵は、せなけいこさん。

初版は1969年です(ワタシウマレテナイアル)
ウィキペディアによると、2015年で累計売上268万部を記録しているみたいです。
ヒャアー、凄いですよね絵本でこの部数は。

《ストーリーについて》

時刻は夜の9時です。
活動する動物や泥棒が......ちがうんです、おばけの時間でございます。そんな時間に眠れない女の子がっ!いったいどうなっちゃうのぉ!?

《10コの好きなところ》

①まずは、表紙のインパクト!おばけが両手を広げている絵。

②タイトル通り、娘たちが寝ない時にバツグンの効果を発揮する。

③サイズが小さめなので、子どもも手にとって読みやすい。

④途中で箸休め的な感じで、ひょっこり泥棒が出てくるところが面白い。

⑤文の背景はホワイトで、絵の背景は黒っぽいので読みやすいし、絵に目が行きやすい。

⑥主人公のオバケがかわいいタッチで描かれている。(和紙の貼り絵かなぁ....)

⑦大人の方が結末にゾッとする。

⑧が、子どもはそこまで理解できてないのでちょうど良いところ。

⑨紙の質がこの絵のタッチと合っている。

⑩裏表紙と最後のページの絵やレイアウトが全く一緒なのに、それぞれ雰囲気が違う。(七不思議の一つ)

《読み聞かせをしてみて》

この絵本は次女(4)が好きな絵本で、怖がりのくせに就寝前にコソコソっと取って、ニタニタしながらもってきます。

怖いもの見たさなのかしら....心境はよくわからないんですけど、とにかくチョイス頻度が高めですね。

わたしは、この絵本を読み聞かせする時にこだわっている部分がありますので少しご紹介します。
まずオバケの話なのでいかに怖く読むかというコトを追求します(笑)
次に、文にはない効果音を出して雰囲気つくりをします。
『ひゅ〜〜〜〜どろどろどろどろぉ〜』
『ひゅ〜〜〜〜どろどろどろどろぉ〜』って。

その後に、タイトルを読み『さく・え せなっけいこぉ〜』ってウィスパーボイスで娘たちを震え上がらせます(笑)

そこから読み進めて、さらに怖がらせるんですが先ほども書いたように、途中に泥棒が出てくるんですよ。
しかも、青ヒゲで『え?オイラのこと?』みたいな感じの絵なんですよ(笑)

そのページだけ、娘たちは爆笑してますね。
ここを5回くらい連続でおかわりしてきます(あるある)

まぁ、ここでワンクッションおいていよいよクライマックス感を漂わせて読み進めます。
最後は怖くなったのか目をつぶって寝たフリしてますね。かわいい君。

《おしまいの言葉》

結末はゾッとしますけど、そこを中和するようなかわいい動物やオバケ、女の子。
どんなに怖がらせても、また次の日就寝前に持ってきます。

ロングセラーもロングセラーな絵本の魅力は、子どもたちが証明してくれますね(^^)

大人の皆さま、結末をぜひご覧ください。
一緒に歯カタカタ言わせましょう(笑)

☆彡

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