《絵本レビュー》はないきおばけとくちいきおばけ
なにぃ〜!?
秋花粉が昨年の3倍だとぉ!!!
今年の7月かなり暑かったせいかな…
そのせいなのか私、数十年ぶりに全身が痒くなりましてねー本当に困っております。
痛いのもイヤ。
オエオエするのもイヤ。
でも痒いのもイヤですよね。
まいっちゃいます。
また〝今年もあと3か月をきりましたね〟と連日どこかで耳にする、この言葉。みなさまは、今年の抱負達成できそうですか?
達成のためには、毎日の健康が大事ということで、今日は【はないきおばけとくちいきおばけ 】の絵本レビューをしたいと思います。
パチパチパチ。
〔作〕いまいかずあき
〔絵〕おおのこうへい
〔発行所〕 PHP研究所
〔初版〕2019年10月
《ストーリーについて》
〝はないきおばけ〟と〝くちいきおばけ〟は、出会った時からライバルでいつも何かで競争する仲。
ある日、それぞれ自慢の鼻と口でどちらが速いか山のてっぺんまで競争だ!
ぶわ〜っと吐いて、ひゅ〜っとすいこむ、くちいきおばけが勝つのかな?
ふんっと吹き出し、ちょこちょこすすんでく、はないきおばけが勝つのかな?
口を閉じればインフルエンザにかからない!?テレビや新聞で多数紹介!〝あいうべ体操〟でおなじみ、みらいクリニック院長の今井一彰先生初の絵本。
《10コの視点》
【キャラクター】
・はないきおばけ
・くちいきおばけ
【舞台】
・森
【構成】
はないきおばけとくちいきおばけが出会い、ウサギと亀のようにどっちが速いか山のてっぺんまで競争する。
↓
はないきおばけに抜かされた、くちいきおばけは、元気の秘訣を医学的な視点で伝授してもらう。
↓
2人は、一緒に口呼吸を鼻呼吸にかえていく舌の体操〝あいうべ体操〟をする。
↓
山のてっぺんに着いた2人の勝負は、おあいこさま。
【文】
くちいきおばけが我こそが一番強いんだ!と思い込んでいる様が、文体を通してよくわかる。真剣で純粋な2人の勝負の展開もおもしろいし、負けそうな、くちいきおばけが、はないきおばけが言う勝利のコツを素直に聞く様も愛しい。
【絵】
キャラクターの表情がどちらも必死。息の出方を絵でわかりやすく表現されている。また〝あいうべ体操〟のやり方が書いてある付録もうれしい。
【ハッピーエンド】
その後、くちいきおばけが、また勝負を挑もうと毎日毎日〝あいうべ体操〟をしながらのハッピーエンド。こりないねぇ。
【表表紙・裏表紙】
鼻息荒く、口息荒く、頬をくっつけ合う2人が描かれている。
【見返し】
口呼吸のデメリット・鼻呼吸のメリットが説明と共に描かれている。
【題字の文字】
赤い背景の中にフリーハンドな書体が際立つ。
《読み聞かせをしてみて》
『あいうべたいそう、たのしいね(8)』
『これやったらさ、キレイな口のにおいになる?(10)』
『ママの歯ぎしりも治るかもしれん(母)』
このおばけちゃん達と一緒に、口をこれでもかと大きく開けて〝あいうべ体操〟をやりながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
もう、どのくらい前でしょうか。
当時3か月に1回は風邪をひいたり、顎関節が痛くなったりして、なかなか治らずにドクターショッピングやら、本を読み漁ってたんですよ。
そんな中で、たどり着いたワードが〝慢性上咽頭炎〟で。コロナの後遺症もココに原因があるのではないかと言われていますよね。
で、連日YouTubeで〝慢性上咽頭炎〟を検索しまくっとんたんです。
そしたら作者の今井一彰先生(みらいクリニック院長)のチャンネルにたどり着きまして、慢性上咽頭炎とは何ぞや?というところから、その治療法〝鼻うがい/Bスポット治療/梅エキス(ミサトールリノローション)〟など片っ端からやってみたんです!やり続けたんです!
そうしたら、本当に風邪を引きにくくなったんですよ!
その時に〝あいうべ体操〟も学ぶことになったわけですが。この体操は鼻呼吸の為に、舌を鍛えて口を閉じる力をつけようということみたいで。(ちなみに本も買いました。ただのファンです)
お金もかからず、誰でもできる体操なので是非みなさんにもオススメし共有させていただきます。
では、やってみましょう♪早速(笑)
ちょっと1日30セットは難しいですが、1セットでも2セットでもコツコツと頑張ります。
打倒!秋花粉っ!
☆彡花粉対策するコボシより
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