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《絵本レビュー》おいしいな!

こんにちは、今日は雨だと言っていたのに、晴れてます(笑)天気予報と乙女心は、いつも気まぐれですね。

さぁ、今日もいってみましょう。
《おいしいな!》
作は、きむらゆういちさん。
絵は、せべまさゆきさんです。
初版が2002年、7月です。

この絵本は、娘がしかけ絵本にハマっている時に、購入しました。あっ、ちなみにわたしも、しかけ絵本ダイスキです。

《ストーリーについて》

ある日、くまくんと、その仲間たちがみんなでピクニックにでかけました。

くまくんは、お弁当を持ってきてたので、みんなで分けて食べることに。ねこさんに、うさぎさんに、ブタさんとおかまいなしに食べていきます。

くまくんは、だんだん心配になってきました。
くまくんは、お弁当を食べれるのでしょうか.....

《10コの好きなところ》


①この絵本では、しかけ絵本ならぬ、ぱっちん絵本ということだけあって、上下にスライドさせると動物が食べ物を咀嚼しているようにみえる。

②それぞれの動物によって、食べ物が違うからそこが楽しい。

③1ページ1ページが分厚いので、破れにくい。

④動物が1.5等身で、口にフォーカスされるように考えられている。

⑤分け与えたり、思いやりやコミュニケーションの大切さが詰まっているストーリー。

⑥動物の歯の形もこだわって描かれているので、違和感がない。

⑦くまくんが、あらかじめみんなの分のお弁当を作ってきた感はある。

⑧がしかし、きっと心の中ではもっと多めに作ればよかったかななんていう想像もできる。

⑨本の角が危なくないように丸く加工されている。

⑩擬音語もたくさんはいっているので、読んでて楽しい。

《読み聞かせをしてみて》

この絵本って、表紙を含め全ページにわたってしかけがあります。

なので、読み聞かせをする前の段階から娘が触るんですよね(笑)
つかみはOKということです。

そして、だんだんと食べ物が減っていく中で、くまさんのことを心配してました。もしかしたらカラッポになって、くまさんがたべれないんじゃないかと(笑)

あと、何回も仕掛けの部分で遊んでいるので破れないんですよ。これって価格が650円なのに、すごいなぁって思いました。そこっ!?

《おしまいの言葉》

とにかく、しかけを思い存分楽しめます。
大人としても、安心してお子さんに使用できるとおもうんですよね、尖っているところもないし。

そういう、細かな配慮って優しさでしかないですよね(^^)みなさんにも、このしかけを楽しんでいただきたいです。しかけの部分は口の部分になるんですけど、意外と他の登場動物も含め、大きく口を開けることができます。

人間のひとくちの咀嚼目安回数は30回と言われてますが、この絵本の咀嚼回数を決めるのは、あなたですっ!!

☆彡



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