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《絵本レビュー》ブービーとすべりだい

こんにちは、この時間めちゃくちゃ睡魔が襲ってきますね。いかんいかん。

今日の絵本は《ブービーとすべりだい》です。この絵本も、Twitterで知り合った絵本コンシェルジュの、もりたまみさんから選んでいただきました!

ちなみに、前回の分はコチラ↓

後でも話すんですが、まぁーーー面白かったです!

さぁ、早速みていきましょう。
作は、高畠じゅん子さんで絵は、高畠純さんです。
ご夫婦なのかしらとおもってググってみたらどうやら違いました。失礼しました。
http://takabatakejunko.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

初版が2014年5月みたいですね。
そして、この絵本190万人がえらんだ絵本ベスト10にランクインしているみたいですっ。
そんなん言うたら、ダブルで期待しちゃいますよね。(謎の関西弁)

ストーリは、すべりだいを滑れない主人公のブタのブービーが、さまざまな応援を得てすべりだいを克服するというシンプルなストーリーなんですが、なんですが、違うんです。

めちゃくちゃ面白いんです。
どこが面白いか順にお話ししていきますね(^^)

最初のページが、すべりだいで滑っている子供たちの絵からはじまるんですが、1番大きく描かれているブタがブービーだとおもってたんです私たち(娘2人含)

連動して、文を読んで解ったんですが、すべりだいを滑っているジャイアンみたいなブタの子供がブービーじゃなくて、そのジャイアンを羨ましく思って、はしで立ちすくんでいるのがブービーちゃんだったと(笑)

ブービー、怖がりですよね。
もちろん、子供の目線だとすべりだいは高く見えるので、気持ちわからなくはないですがね。

この絵本、色使いがほんとポップで原色がたくさん入ってます(^^)キッズ色とも言いますね。

すべりだいの怖さを表すために遠近法もかなり取り入れてます。

ブービーがチャレンジするも尻込みしてすべりだいの階段を後ろ向きで降りるページは、とっても可愛かったです。わたしが、そこにいたら間違いなく3段目で抱っこしてしまうと思います。

ブービーママのやさしさも絵に込められていたと思います。
やっぱりブービーは、こういうママじゃないとダメですね(笑)

文も、シンプルなんですがブービー以外に出てくる動物のセリフがとても説得力と勢いがありました。

その言葉の勢いと、すべりだいを滑るスピードは、比例しているのかもしれません。

ブービーだけ、勢いがないセリフだったんでわたしもそこはスローテンポで読み上げましたけど。娘たちも、息を呑んでブービーを見届けてました。
絵も文もスピード感がとってもある絵本です。

1番最後の、絵だけのページが私たちは大好きでしたね。ブービーが引きつりながらすべりだいを滑る絵。

これって、電子書籍ではできないことなんですけどわたしは、絵本をブンブン揺らして『二ギィィィーーー』って文を付け足しました(笑)

娘たちは大爆笑で、大盛り上がりの夜になりました。

何事もなせばなるですね!
少しの勇気と勢い、そして応援されることって何事にも大事ですよね。

0・100で考えるよりも、複合的な化学反応な方が結果につながるのかもしれません。ふふふ。

☆彡

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