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《絵本レビュー》くすのきだんちのねむりいす

いやぁ、夕方...雷雨が凄かったですよ。
皆さんの地域は大丈夫でしたか?

一回近くにガラガラビッシャンって雷落ちましたから。あーこわい。

さぁ、今日も雷に負けずやっていきましょう。
レビューする絵本はコチラっ【くすのきだんちのねむりいす】です。

作は、武鹿悦子さん。
絵は、末崎茂樹さん。

初版は、2020年3月です。
ちなみに、シリーズ化されてます。(^^)


《ストーリーについて》

くすのきだんちの前庭に、ロッキングチェアがおいてあります。

管理人は、もぐら・もぐ。
そこに知らない、こぶたが現れます。

そして、いつのまにかロッキングチェアで眠ってしまいました。

いくら呼んでもゆすっても目を覚さない、こぶたはどうなってしまうのでしょうか(^^)

リスのコックさんがくりだすアイデアに、思わず笑ってしまうホッコリする一冊です。


《10コの好きなところ》

①くすのきだんちの楠の絵に圧倒されるところ。本当に細かいタッチで楠も立派。

②とにかく登場する動物が多いし性格も際立っていで楽しい。

③ロッキングチェアのことを【眠り椅子】と題字にしているところ。ストーリーに関わってくる。

④なので、だれもがこのロッキングチェアに乗ると寝てしまう設定がおもしろい。

⑤くすのきだんちの入り口にステンドグラスが設置してあるところが、個人的に大好き。

⑥くすのきだんちの楠の大きさを表現するための構図をよく考えられている。

⑦何か、問題が発生した時に、動物たちが集まってくるというお決まりのパターンが嬉しいしホッコリなる。

⑧からの、問題解決のために動物たちがアレやコレやと試すところも、大好物なんです(笑)

⑨寝息の表現語が『くーくーぷーぷーぷー』というところも、想像がしやすい。

⑩ 最後は、こっとんこっとん、ろっとんろっとんでハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

まず、このくすのきだんちの楠が素晴らしく大きんですよね。そこから、興奮します(笑)

こんな団地があったらわたしも入居したいですもん。

また次女は、こぶたが何をしても起きないところが面白かったらしく、大笑いしてましたね。

まぁ、こぶたを起こさせる方法もこれまた面白かったんですけどね。(^^)


《おしまいの言葉》

楠といえばですね、わたしの地元の産土神さんが祀られている神社には大きな楠(御神木)が三柱あるんですよね。(少し脱線します)

小さい頃、夏越祭でよく、その楠の根っこに腰掛けて、りんご飴や焼きとうもろこしを頬張ってました(笑)

この絵本に出てくる楠は、団地になって動物たちが住んでいる設定なんですよね(^^)

いつだって、木は、生活に心に寄り添ってくれます。

いやぁ、本当にこの団地に住みたいなぁ♫

☆彡



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