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ゴールは歯ぎしりするほど努力した末に達成なのか?

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藁にもすがるゴールへの思い

今振り返ってみても、コーチングに出会う前から、私が「心からこうなりたい!」と思って、ものすごく情熱を注いだゴールは全て達成している人生を送っております。

当然小ちゃいことは「あーあ、やーめた」みたいに諦めることはありましたが、自分の人生にとって大事な局面の情熱を注いだゴールは達成しているということです。

なんだか人生順風満帆のようで、羨ましいような腹立たしいような気持ちになったかもしれませんが、今回の記事は私の自慢話では決してございません。

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まず、なぜすべてのゴールを達成しているのか?

これは単純に「何があっても辞めなかったから」ということです。ここ重要です。

人生の壁にぶつからずにスイスイとゴールに到達した訳ではなくて、ボッコボコにぶつかって精神ギリギリみたいなところから(しかもいろんな人に迷惑をかけながら)這い上がって進んだ結果、達成なんてことも当然あります。

「全て」というくらいですから、仕事のゴールだけでなく、人生の様々な面において達成しております。

ゴールを達成した時は、ものすごく達成感があり、嬉しい、誇らしいなどの感情が駆け巡ります。そのような体験をたくさんしている自負はあり、「あなたの成功体験を語ってください」と言われたら、話のストックがたくさんあります。

「なぜ辞めなかったのか?」に関しては、「心からこうなりたい」という強い意志も当然ありましたが、クヨクヨしている自分を仲間が慰めてくれたり、辞めるという勇気すら持てなかった部分もあります。かっこいいものではないです。

しかし、けちょんけちょんにされて、ボロボロの状態から立ち上がって気づくのは、驚くほど人間力が成長しているということです。

きっと「心からこうなりたい」と思っているのに結果が良くないという臨場感を味わったので、「何が良くなかったのだろう?どうすれば良いだろう?」と、藁にもすがる思いで考えたからだと思います。

ボロボロになって、心が折れて辞めてしまっていたら、「何が良くなかったのだろう?どうすれば良いだろう?」と考えることなく「どーせ無理だったんだ」みたいなダークな気持ちで終了していたことでしょう。そうなるとゴールは達成されません。

成長しているので、再チャレンジすると、あんなに絶望的だと思っていたことが、ちょっとしたハードルは当然ありますが、乗り越えていける力があり、ゴールを達成してしまう経験をしたのです。

ここまで、コーチングの観点を持たない私が、その時点で最良だと思った行動を取ることでゴールを達成するまでの流れを見ましたが、その後どうなったかを知ることで、コーチングの重要性を感じていただきたいと思います。

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頑張るを辞める

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ゴールを達成した私は、しばらく素晴らしい日々を送っていたのですが、4年くらい経過すると新たな課題に直面しました。

それが苦痛で、なんとかしたいと、これまた藁にもすがる思いで必死で考えていたところでコーチングに出会いました。

「これだ!!!」と思いました。
なんとかしたいという思いにロックオンしたので、コーチングの素晴らしさが見えてきたのでしょう。
ゴール達成後すぐの現状維持状態のときにコーチングに出会っても、もしかしたらコーチングの重要性に気づいてなかったかもしれません。

「これだ!!!」と思ったところで、コーチングを本格的に学ぶことに対しても高いハードルがそびえ立ち、これを超えられそうもなく、しばらくはこれまた藁にもすがる思いで考えました。
その間の現状の繰り返しが居心地悪くて仕方なかった
です。

そして何とかコーチングを学ぶ方法を見つけ出し学び始めることで、新たな(それも今までと比べ物にならないくらいぶっ飛んでいる)ゴールを設定して邁進している途上にあります。

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ここまでを、コーチングを学んだ後の観点で考えると以下のようになります。

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まず、ゴールを全て達成しているが、「努力は報われる」とか、現状に縛られたゴールのため「他者の価値観」をベースとした考え方で達成しようとしていました。
これは、結果が悪かった時の絶望感が強かったり、「こんなに努力したのに何なんだよ!」という自己中心的な怒りなどに支配されてボロボロになります。
非常に抽象度が低い状態でリラックスしておりません。
結局私はボロボロになりながら辞めなかったので達成はしましたが、多くの人は上記の感情で諦めることが多いでしょう。

何かを成し遂げるために、自分を苦しめて努力した分だけ成果に直結すると考える人が多くいますが、「心からこうなりたい」というゴールを設定して、達成した時のイメージと臨場感を深めていけば、達成方法は見えてきます。ワクワクした状態ですし、「頑張る」という観点がありません。

上記の話を聞いて「そんなことある訳ないじゃん」と思う人も多くいると思いますが、これは日本人が当たり前に受けて来た教育の影響が強いということですので、そう簡単には腹落ちしないと思われます。

近い感覚で言えば、ギターを弾くのが上手くなりたくて練習に没頭してたら、気づくと何時間も経過していたという感覚です。
ワクワクしてますし、「頑張った」という行為ではありません。

実際、私はコーチングを学んでいますが、「勉強=苦痛」という常識に囚われている人には理解しがたいと思いますが、コーチングを学んだり実践するのが楽しくて仕方がないですし、「コーチとして活躍したい」というゴール(もっと高いゴールもありますが)に合致しております。最高です。

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そして、ゴールを達成してからゴールを更新することなく現状維持を無意識で過ごしていたので、状況の変化に対応できずに新たな課題に直面してしまいました。

コーチングを学ぶ前だったので、「ゴールを更新する」という観点と「現状維持は長期的に観ると衰退」という観点が無かったです。

「ゴールを達成すれば、それで幸せ」という根拠のない思考だった為、当たり前を疑うことなく、「頑張って達成したから、ずっと続く」と思っていました。

ゴールに近づくに連れて、視点が高くなって見えてきた新しいゴールに更新していれば、先程の観点でワクワクしながら未来志向で邁進したと思いますし、未来志向なので、現状維持ではなくなっていたはずです。

以上がゴールを達成しているのに、達成したときの一定期間のみ充実しているという自分の人生の結果です。

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ワクワクで主体的な人間の器

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このように、同じゴールを達成するための行動としても、歯ぎしりしながら藁にもすがる思いで行動する自分と、コーチングマインドでワクワクしながらイメージと臨場感で達成方法を見出し、ゴールを更新し続ける流れでは、幸せ度合いに歴然とした差が出ます。

ちなみに後者の方法でゴール達成に向かう途中でも上手くいかない場面は訪れますが、その結果を冷静かつ俯瞰的に見て「なるほど、こうしたら結果が悪いのか。ではこうしよう」など、主体的に捉えられます。
それが歯ぎしりしながらゴールに向かうと、「くそっ!何なんだよ!」などと、反応的かつ非効率な感情である怒りによる捉え方になってしまいます。

どちらの器の人間になりたいでしょうか?

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今回は、私が過去に考えていた「幸せになる方法」と、「上手なマインドの使い方で幸せになる方法」を対比させてみましたが、「イメージ」とか「臨場感」など具体的な方法は長くなるので書いておりません。

私の他の記事や、特に苫米地博士の「コンフォートゾーンの作り方」など書籍を読んで頂きたいです。
しかし実際読んだだけで体得できる可能性は低いと思います。(しっかり取り組めばできる人もいる可能性はありますが)

ワクワクしながら幸せになる人を増やす為にも苫米地式認定コーチが居ますし、コーチングを受けて、そういったセルフコーチングを体得できるようになる訳です。

ワクワクして主体的にゴールに向かう人が増えることにより、思考停止で受動的な人から、いかにお金や時間をむしり獲れるか考えてるような奴(犯罪者みたいな人だけでなく、企業の社長みたいな人にもそういう人は居ますよ!)の力を無力にして、運任せじゃない主体的な幸せを手に入れる世界に発展させたいです。


パーソナルコーチング受付などは下記のリンク


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