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今からGT-Rに乗り始める君へ
もはやクラシックカーとなってしまった第2世代GT-R。これから乗り始めるのであれば、乗り越えなければならない困難は確実に訪れるでしょう。それでも所有する歓びや、走らせることで得られる高揚感はそれを上回ってくれることと思います。
そして、レストアしながらもチューンアップしたいくことでしょう。これまでもチューニングの最短ルートは示してきましたが、決して立ち寄ってはいけない脇道だけは、しっかりと伝えて
GT-Rに恋い焦がれ、ついにはGT-Rオーナーとなった「はりぼ~」こと筆者。そのRとのラブラブライフはいばらの道どころではなかった…。金のかかる女優と付き合ってしまったのか?と思うほどの厳しい道中をぜひご覧ください。
Ver0.5 GT-Rという悪女と交際した結果…このクルマは死んでいった多くのキャバ嬢の霊が乗り移った化け物なのではないか?と勘ぐり始めた。
自分はGT-Rというクルマに恋い焦がれていた。
免許も取れない年齢の時から、ずっと一途に想い続けていた…。まさにアイドル的存在。それも超一流の。大昔で言うところの松田聖子だったのだろうか。最近だと誰なんだろう。吉岡里帆とか広瀬すずなのかな。CMに沢山出ている女優みたいな感じ。手の届かない雲の上の…。
ゼロヨンスタートで4輪ホイールスピンだと? しかも9秒台が当たり前! サーキットで敵無し。世界
Ver1 RB26DETT:GT-Rというジャジャ馬に乗る覚悟はあるか?
「はりぼーさん!80万で1台出てますけど、どうします?」
オークション会場からの電話だった。
「じゃ、それ落としてください!」と即答した。
色も年式も聞かず、不見転(みずてん)で買ってしまったのが、後の愛車BNR32型GT-Rだ。この愛情のない買い方は、その後の乗り方というか、クルマの作り方を決めていたからこそだった。この価格は当時としては破格。200万が相場だが、事故歴あり、過走行というこ
Ver2 なぜGT-Rじゃなくちゃダメなのか?「一番じゃなきゃダメなんです!」
そりゃGT-Rじゃなきゃダメでしょ!
理由なんてない。いや、当たり前過ぎる。
R乗りなら即答なのだが、クルマに興味がない人にとっては「なぜ?」なのかも知れない。
理由は簡単だ。
GT-Rであれば最速になれるから。
これに尽きる。
「ギアが吹け切っちゃって」「コーナーなら勝てるんだけど」なんて言い訳をする必要がないわけ。マシン側にハードルがない。ただ最速を目指せばいい。一方で他のクルマに
Ver3 GT-Rは普通に走らせることが難しいって? BNR32購入記
我が家にやってきたBNR32。
「どんなもんじゃい!」と、とりあえず乗ってはみたものの、フィーリングはボヤっとしてて、いまいちピンと来なかった。「これがGT-Rか…思ったほど速くはないな…」まあ10万キロ走ってヤレてるからこんなもんかなと自分を納得させ、「リフレッシュしてガンガンに飛ばしてやるぜ!」そう意気込んでいた。
まずは健康診断ってんで、チューニングガレージに持ち込むことになっていた。そ
Ver4 公道300km/hは実際のところ出るのか? 物理的検証
公道である必要はないんだけれどね(笑
今回はRライフから少し離れて、数字の話。
結論から言うとGT-Rは初期モデルのR32でも5速7000回転ちょっとで300キロは出る。(細かいこと言うとタイヤ幅265の18インチで外径少し大きくなるので7000回転前半。純正のタイヤだと8000回転弱かな。)6速ミッションのR34ならもっと低回転で出せちゃう。
もちろん、パワーが出ていないと5速8000回
Ver5 GT-Rの足回りは何が正解か?キャリパーは純正で十分?やっぱブレンボかなぁ…
GT-Rを手に入れたら足回り…サスペンションとブレーキ、タイヤホイールはどうするか。自分なりのベストと思われるチューニングメニューを提案。完全に私の個人的趣味なのであしからず。実際に自分が作った足回りとほぼ同じ。
クルマのチューニングはバランスが大切。どこか1カ所を決めたら、それに伴って周辺が自然と決まっていくという感じ。
まずは外側(タイヤ&ホイール)から決めていくとしましょう…タイヤはSタ
Ver6 GT-Rのエンジンはどうしたらいいかって? 出せるだけパワー出すんじゃい!
エンジンというか補器類も含めたパワーユニットは、色々な選択肢があるんですわ。ただ、何にせよ今乗っかってるエンジンはくたびれていて使えないと考えて話を進めるよ。まだ使えるレベルだったらノーマル新品の話を当てはめて。
エンジンはノーマルか、排気量アップかの二択。ベース車両のエンジンが使える状態ならば、そのままノーマルベース。使えないならばオーバーホールか新品エンジンに換装ということになるので、材料費
Ver8 GT-Rのパワー上げたら、これやらなきゃでしょ!面白いチューンじゃないけどね…
RB26は純正でも熱発生量が多く、真夏の渋滞ではオーバーヒートしてしまう。パワーアップしたらなおさらのこと。どうしても冷却対策が必要になるってわけ。冷却対策なしにサーキットを走ろうなんて無謀なのだ。
まずは水回り。ラジエターはクロスフローの大型だったら何でもOK。コア全体を使うって意味でクロスフロー1択。町乗りもするんだから真鍮製にしておこう。アルミ製は冷えるし軽いんだけれど風が当たらないと放熱
Ver9 GT-Rのミッションやらデフやらは…
足回りやって、パワーも出ましたと。MTやデフはノーマルでもいいんですが、劣化してきてるのでオーバーホールが必要になっているでしょう。ただオーバーホールしてノーマル新品状態に戻しても面白くないですよね。同等の費用がかかるなら耐久性や性能が上のものにコンバートしたいところ。ミッションは少し選択肢がありますな。
デフはセンター、リアと2つ。どもにニスモに代えたらお仕舞い。ここら辺はノーマルと強化品の違